まじめな研究なのに結構楽しめる…そんな、「おもしろまじめ」研究の最近のヒット作が、東京大学大学院情報理工学系研究科・嵯峨山研究室の自動作曲システムORPHEUS(オルフェウス)です。嵯峨山研究室は音楽情報を数理的に扱うアプローチで、ユニークな音楽情報メディアを開発しています。先日紹介した、科学技術振興機構CrestMuseプロジェクトのメンバーでもあります。
このオルフェウス、どんな文章でも歌にしてしまう、すごいやつです。うちのK君はウィキペディアの日本史の解説をコピペしてオルフェウスに歌わせていました。高校時代の同級生に、「新聞記事を即興で歌にする」と言う特技の持ち主がいましたが、はっきり言って彼よりもずっとすばらしい。
どんなおかしな歌詞でもまじめに歌にしてくれる、オルフェウス君がけなげです。