サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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デジタルは人間の限界を広げるか?〜"eDream"

http://edream.illinois.edu/
米国立スーパーコンピュータ応用研究所で、サイエンス、テクノロジー、アートをつなぐ興味深いプロジェクトが始まっています。
プロジェクト名は、"eDream (the Emerging Digital Research and Education Institute )".
先端可視化研究所(Advanced Visuzlization Laboratory)の所長、Dona Coxをリーダーに、アーティスト、研究者、技術者が共同で、次世代のデジタル・メディア、デジタル・アートを作ろうというものです。

ITの進展とともに、日常の様々なものごとはより深く、技術と関係するようになっています。
アートも例外ではなく、昨今「サイバー・アート」や「メディア・アート」が注目されているように、むしろ他の分野よりも積極的に先端技術を取り入れています。(そもそもアートは、その時代の先端技術を取り入れて来た。)
「コンピュータを使って人間が到達できる限界を押し広げる。それが将来の教育につながる。」
「情報に至る新しい方法を創りだす。学習や共同作業の新しい可能性を生む。」

スーパーコンピュータは他にない強力な武器です。

eDreamが、夢を現実にしてくれる日はすぐそこかもしれません。

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