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過去30年、英国人は何を食べてきたか

http://labs.timesonline.co.uk/blog/2009/06/05/what-britain-eats-three-decades-of-grocery-shopping/

私たちの食卓を彩る食べ物は、時代とともに少しずつ変わっているようです。
英国人の食事を、買い物の内容から過去約30年にわたって分析したインフォグラフィクスFlowingDataで紹介されています。
年代を示すバーにマウスをのせると、その時代の食事の内容が円グラフで表示されます。カテゴリーは、オイル、魚、肉、果物、野菜に分かれています。食事と言う大変身近なテーマのため、英国のデータであっても興味深く見ることができます。
オイルでは、30年前はバターが多く、1980年代はマーガリン全盛になり、1990年代後半からはマーガリンが急激に減ってサラダオイルやローファット・オイルが半分以上を占めています。健康志向は世界共通のようですね。
果物では、みかんやりんごが減って、バナナとフレッシュ・ジュースが増えているようです。英国の食卓も輸入果物が増えているのでしょうか?

など、わかりやすい視覚化が、新しい発見や興味をもたらしてくれる、好例だと思います。

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