インターネットで世界中の人・組織がつながり、個々の持つデータは物理的には共有できる状態になりました。データを流通させるための「データ流通市場」を創る試みに、Infochimpsが取り組んでいます。
Infochimpsが目指すのは、データを持っている人とデータを欲しい人が売買を通じてデータを交換するしくみを作ることです。これはまさに、データ自身に価値を認め、もはや情報はただではない、と言う暗黙の認識をストレートに具現化したものだと思います。
真っ先に浮かぶのはデータの品質保証の問題ですが、この対処策としてInfochimpsではユーザによるレーティングを採用しています。Amazonやヤフオクでおなじみの手法ですね。
この新しいシステムはまだベータ版で、現在モニター100名を募集中とのこと。
Infochimpsの試みには情報自身が価値を持つ社会をさらに推し進めるものになると感じています。