サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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温度を感じるディスプレイ:"Thermoesthesia"

http://www.youtube.com/watch?v=fMwOSM_G1Ys

視覚と聴覚とともに、暖かさや冷たさと言う触角にも訴える未来のメディア。

それが、首都大学東京の串山さんが開発された"Thermoesthesia"です。

2006年のアルス・エレクトロニカに出展された時の映像がYouTubeにアップされています。

テーブル状のディスプレイに触ると雪の結晶が現れる。それを触る指先には雪の「冷たさ」が伝わってくる。今度は赤い植物が現れ、指先には「暖かさ」を感じる…。

美しく幻想的な映像と、温度と言う触角が組み合わされたメディアは、またひとつ将来のビジュアリゼーションの扉を開いてくれます。

温度を感じる"Thermoesthesia"の他、砂状の硬さを感じる"Magnetosphere"などもあり、視覚障害者へのコミュニケーション支援にも活用が期待されています。

串山さんの研究は、科学技術振興機構(JST)の研究支援活動「さきがけ」にも選ばれています。

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