日経新聞、毎日新聞とウェブ新聞が相次いで発刊され、新聞社もついにインターネットをビジネスの媒体として本格的に展開を始めました。
しかし、新聞のインターネット活用は海外が一歩先んじているようです。
単に紙媒体の記事をインターネットで配信するだけでなく、インターネットならではの特長〜インタラクティブ性、を活用した、紙媒体ではできなかった情報伝達を既に行っているのです。
例えば、NewYork Timesは先日ご紹介したアイスランド火山噴火の航空への影響や、今回ご紹介するメキシコ湾での石油流出事故など、ユーザの意思で必要な情報を取り出すことができます。後者では、石油流出事故がおこった4月22日以降の任意の日を指定すると、石油の流出範囲が表示されるようになっています。
一枚の地図で時間軸も扱えるわけです。
ところで、石油流出範囲は日々、不規則な形状に変化しているのですね。こういのは計算機シミュレーションで予測できるのか、と言うことにも興味がわきました。