スペインのCGアニメーション会社ETEREAが、Nature by Numbersと言う映像を公開しています。Nature by Numbersでは、オウム貝やひまわりの種の並びと言う自然と、フィボナッチ数列と黄金比と言う数学の関係を、美しいCG映像で魅力的に見せてくれます。
自然の中の現象の多くが数学的に表現できること、あるいは数式に従っていることは古くから知られてきましたが、映像で見せることでより直感的にその結びつきを理解することができます。例えばオウム貝のらせんの間隔がフィボナッチ数例になることは、貝殻の材料を成長させる方法で説明はできるそうですが、説明できてもなお、そのような美しい方法で成長するオウム貝には畏敬の念を感じ得ません。
自然と数学の関係を表したこの美しいCG映像は、科学とアートの融合による新しいエンターテイメントのひとつだと思います。