TwitterやFacebookと言ったソーシャルメディアが存在感を増しています。マスメディアから流れた情報は、必ずしも直接個人に届けられるのではなく、それを見た人から知人に伝えられ、拡大していく。いわゆる「口コミ」です。もともと「口コミ」は顔の見える相手から伝わることで信頼感が強いが、拡大力が弱いと考えられてきました。しかし、ソーシャルメディアの力を借りることでデメリットを克服し、マスコミを脅かすメディアになりつつある、と言うことでしょう。
フィンランドのタブロイド紙"lita-Sanomat"のウェブサイト、"puheenaiheet"は記事がソーシャルメディアでどのように取り上げられているのかをリアルタイムに可視化するコンテンツです。記事を表す円が、TwitterやFacebookでシェアされるたびに大きくなっていく。過去２４時間にわたる記事情報の「口コミ」の推移を見ることもできます。
残念ながら言葉の壁のため詳しくわからないのですが、色分けされた各円（記事）は何らかのグループ分けになっているのでしょうか。
グラフィックや動きのセンスもすばらしいですが、ソーシャルメディアと言う生きた活動を可視化し世の中のリアルタイムの動きを見ることで、ソーシャルメディアの力を感じ取ることができる、"puheeniheet"は、新しい情報の流れを可視化するコンテンツです。
