サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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「顔文字」は、すばらしい発明だ (^0^)/

o(^O^*=*^O^)o ワクワク

Eメールでやり取りしていると、たまに話がかみあわなかったり、時には意図に反して相手の気分を害してしまい、ちょっとしたトラブルになることがあります。テキストだけで伝えられることには限界がある、と言うのは多くの人が実感していること。特に、感情的・感覚的な情報はテキストで伝えるのは難しいものです。

この問題を補ってくれる素晴らしい発明(?)が、顔文字(絵文字を含む)だと思うのです。
例えば、同じ「ありがとう」でも、「ありがとう(^-^)」「(*^.^*)アリガトォ」「(^人^)感謝♪」「ありがとう。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。」など、それぞれ微妙にニュアンスが違った「ありがとう」があって、顔文字がそれを伝えてくれる。(ニュアンスの違いがわからない人は、顔文字リテラシーが不足していますよ( ̄□ ̄;)!!

今まで伝えられなかった感情や感覚を伝えることができる顔文字は、正式な文字として認識されても良いのではないかと思います。そうなると、学校でも教えなければいけません。
「常用顔文字」や「顔文字文法」を制定しなければならないし、入試科目にもなるので「必須顔文字1000」とか「試験に出る顔文字」「これだけ!顔文字」のような参考書も出版されるかもしれない。他の科目はできが悪いが、顔文字だけは抜群の成績を取る生徒なんか出てきて、それをきっかけに勉強好きになったりしないだろうか。...

と言うように妄想は膨らむばかりですが、あながち妄想ではないとも思っています。テキストの持つ簡便性・保存性・普遍性と言う特徴を保持しつつ、情報伝達能力を高めてくれる「顔文字」は、もっと真剣に研究されても良いのではないでしょうか。そういうメディア基盤が生まれないか、と密かに考えています。

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