スポーツでもインフォグラフィクスが役に立つ、と言う事例。
ニューヨーク・タイムズの記事が、地元ニューヨーク・ニックスのポイント・ガード、ジェレミー・リンのプレーをアニメーションを使って解説している。ドリブル・ペネトレーション、ボール・スクリーン、アイソレーション、それぞれのプレーがFlashをアニメーションで解説される。比較的簡単なアニメーションではあるが、紙に印刷された新聞記事ならいくつかのイラストを並べることしかできなかったが、スマートフォンやタブレット端末が普及した今、テキスト情報とアニメーションを組み合わせたこのような新しいスタイルの記事が、これから増えていくのだろう。そのひとつの事例だ（新聞各社がデジタル版に力を入れているように。）
ちなみに、リンのプレーはポイント・ガードの教科書で、リンの加入がニックスの攻撃力をアップした、と記事は絶賛している。アジア（中国）出身のリンには頑張って欲しいけれど、誉めるときはこれでもかと持ち上げ、こき下ろす時も徹底的なのが米国人の気質。リンがスランプに陥った時は、この「教科書」を見て早く立ち直ることにも利用して欲しいものだ。
