スマートフォンや携帯の撮影パフォーマンスが向上し、一昔前のデジカメと遜色ないクオリティの写真を気軽に撮ることができるようになった。気軽に撮れる一方で、いつの間にか大量の写真がデバイスに貯まるようになった。普通の人なら、大量に貯まった写真をどうやって整理しようかと考えるだけだが、写真も立派なデータであることに気がついた人がいる。しかも、スマートフォンなら、写真データを移動する必要もなく、データ解析までシームレスに行える。なんと素晴らしい着眼点!
Androidアプリ、InFotoは、写真データのメタデータを整理・分析し、インフォグラフィクスとして表示してくれるもの。撮影場所、撮影時間、撮影月、ISO感度、フラッシュ使用率、画像サイズなど、様々なメタデータを使って写真を整理してくれる。第一印象は、軽い遊び感覚のデータ・ビジュアリゼーションではあるが、自分の撮影傾向が客観的にわかるのは嬉しい気がする。自分は何時に写真を撮ることが多いのか、どの季節に撮影しているのか、等がわかれば、そこから生活パターンや心理の変化も推定できそうだ。
Androidを持っていないので残念ながら実際に使ってみることはできないが、iPhoneやiPhotoでも同じ事はすぐできそうだ。持ち主の様々な生活パターンを教えてくれるスマートフォンアプリが、これから色々と出てきそうな予感がする。