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サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

サイエンスのこと・テクノロジーのこと・ビジュアリゼーションのこと

モニタリングが製品価値を向上する:Powering the World & Curing by General Electric


事業展開の中で、かねてからデータを重視してきた米国GE(ゼネラル・エレクトリック社)社。プロモーションにも、素晴らしいインフォグラフィクスを活用している。

上の1分足らずの動画は、GEが製造した発電用ガスタービンのうち、713台のデータを使って作られたインフォグラフィクスだ。15分間に一度行われるモニタリングデータを15日間にわたって収集し、インタラクティブな3Dコンテンツが作られている。各ガスタービンは出力別に円形に並べられ、半径方向に切った断面は1日の出力変化のグラフになっている。ガスタービンが起動される度に、発光するラインが描画される。


一方こちらの映像は、GE社が世界中に販売した12万3000台の医用画像診断装置の一日のデータを可視化したものだ。
3Dの地球上に次々と現れるドットは花火のように宇宙空間に広がっていく。このドットひとつひとつがスキャンを示している。青色はCTスキャン、オレンジ色がMRIだ。左下のグラフで毎分のスキャン数がわかる。

センスの良いインフォグラフィクス動画は、Processingの開発者、Ben Fryによるもの。映像も美しいが、これだけのデータがリアルタイムで収集されていることに驚く。発電機や医療機器はただ販売するだけでなく、販売後も継続してモニターされ、そのデータは、より良いサービスや次の製品に活かされる。顧客には安心感を与え、メーカーには収益が生まれる。データ社会のビジネスモデルの一例として興味深い。ここでもデータの可視化がますます重要になるだろう。

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