Twitterがサービスを開始したのは2006年7月。それから約7年、世界中の「つぶやき」の蓄積は、人間に関する膨大なデータベースになりつつある。
この度、TwitterのVisual Insightsチームは、2009年以後のジオタグ(緯度・経度情報)付きツイートをプロットした画像を公開した。ジオタグからプロットされたツイートの場所の可視化から、私たちの「生活圏」が浮かび上がってくる。
例えばヨーロッパの可視化について、Twitterのチームは、都市の生活圏だけでなく海上の航路も見えてくることが面白いと述べている。確かに、単純な住居の可視化とは異なる、ツイートならではの生活圏の可視化になっている。ちなみに、主要な海上航路でもツイートの通信ができていることも興味深い。
また、東京、ニューヨークなど各都市のツイートを見ていると、そこでの人間の営みが見えてくる。ツイートが行われた場所は、何らかの体験や思考が行われた場所だと考えられる。
今回プロットされた都市・地域の画像は、flikrにアップされている。