サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ちりも積もれば役に立つ〜広がるエネルギーハーベスティング技術

橋や建物の振動、必要以上に照らしている電灯、テレビや無線LANの電波、体温と室温の温度差、など、私たちのまわりには使われずに捨てられている小さなエネルギーが無数にあります。そういう小さなエネルギーを「拾い集めて」有効に利用しようと言うのが、エ…

「顔文字」は、すばらしい発明だ (^0^)/

o(^O^*=*^O^)o ワクワクEメールでやり取りしていると、たまに話がかみあわなかったり、時には意図に反して相手の気分を害してしまい、ちょっとしたトラブルになることがあります。テキストだけで伝えられることには限界がある、と言うのは多くの人が実感してい…

法と科学のすれ違い:不確実な科学的状況での法的意思決定

原子力発電所の事故や医療過誤、特許紛争など、科学技術の知見が裁判に健全に活かされるべき状況が増えています。しかし、実際の法廷では、真実を追究する裏返しとして常に不確実性が残る科学と、紛争を解決するために明確な判断が求められる法との間に、深…

クオリティについての視点

映像などのコンテンツを作っていると、制作スタッフの間で「クオリティ」が話題になることが良くあります。「もう少しクオリティを高めたいよね」とか、「このクオリティじゃだめなんじゃないか」とか、そういうやり取りをするわけです。ところが、同じ「ク…

都市のライフラインを破壊する、液状化現象

液状化現象については、少し前にJSTサイエンスニュースで配信しました。この回は取材・制作を通じて大変勉強になったので、ブログを書いてみました。東日本大震災は様々な問題を社会につきつけ、私たちの日々の生活基盤がいかに危うい物であるかを明らかにし…

Facebookは名刺にとってかわるか?

Facebookを使い始めて半年。最初はFB独特の思想にとまどいましたが、周囲のFB人口が増えるにつれ、最近はGmail/Googleカレンダーとともに仕事にもなくてはならないツールになってきました。 たとえば、現在行っている可視化プロジェクトでは、Facebook上にグ…

"Change is Good"「変わり続けろ」〜WIRED(ワイヤード)文化が与えてくれるもの

テクノロジーと文化の交錯する領域を「一歩先」の視点で紹介してくれる雑誌、WIRED(ワイヤード)。この夏、WIRED日本版が再刊行されたことは大変うれしいニュースです。 再刊行第一号の巻末に、編集長クリス・アンダーソンのメッセージが載っています。アン…

Dysonエンジニアのしゃれた実験〜Dyson air multiplier

「羽根のない扇風機」として話題になった、Dyson社のAir Multiplier。先日、電気店で実物を見てきました。思ったより小さくて華奢な筐体と、さすがDysonと言う感じのシンプルで未来的なデザインが、他の扇風機とは一線を画す存在感を出していました。(そも…

組織の形は文化をあらわすか?〜 Organization Charts by Bonkers World

今日は知人のYさんに教えてもらったネタです。 "Organization Charts"は、IT企業の組織形態を、手書きのチャートで表したもの。 整然としたAmazon、自由なネットワークのGoogle、カリスマCEO中心のApple、ひたすらフラットなFacebook、部門同士が敵対するMic…

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