サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

誰が医療費を払っているのか?:US Health Care Spending - Who pays ?

国民皆保険の日本と違って、米国では医療保険の加入は必須ではなかった。そのため、特に低所得者層は医療保険をかけない人も多く、大病や大怪我の際、医療費が重荷になるケースも多い。そういう状況の下、政府系保険の拡大もあり、医療保険は徐々に普及して…

本の購入データから大統領選挙を予想する:Amazon Election Heat Map

アメリカの大統領選挙が近づいてきた。日本はそれどころではない状況とは言え、アメリカの政治が世界を大きく左右することは誰もが認めることであり、関心を持たないわけにもいかない。民主党と共和党、どちらが勝つのか。その動向を予想する様々な試みも行…

水と光と落書のアート、もしくは、インターフェース:Water Light Graffiti

水をかけると光る壁。そんな壁があったら、遊ばずにはいられない。水遊びとイルミネーションと落書きを一度に楽しめるのだから! Antonin Fourneauが手がけたアートプロジェクト、Water Light Graffitiは、ウォールに水をかけると、水をかけた部分のLEDが光…

映画の登場人物のソーシャルネットワーク:Movie Gelaxies

ソーシャルネットワークの可視化は珍しいものではなくなってきたが、この可視化はなかなか興味深い。MITとケルン大学の共同研究プロジェクトから生まれたユニットMovie Galaxiesが可視化したのは、映画の中の人間関係。 2011年のコインズ・カンファレンスで…

増え続ける武器の売買:Arms Trade by Google

Googleの実験プロジェクト、ArmsTradeは、世界主要国の武器の輸出入の量と輸出入先を可視化したものだ。Arms Tradeの画面下部にあるスライダーを動かせば、武器の売買量、特に輸出が増えていく様子が読み取れる。データは1992年から2010年にわたる。中央の地…

スケッチブックを通じて世界の思いを可視化する:The Sketchbook Project

スケッチブックプロジェクトは、ブルックリンに本拠があるNPO「アートハウス・コープ」によって始められた、様々なアーティストが創ったスケッチブックを世界中で展示すると言うプロジェクト。アーティストと言ってもプロや選ばれた人だけではなく、誰でも参…

年をとってもできるスポーツ競技は何?:Age range of US Olympic athletes

連日繰り広げられるオリンピックの熱戦。普段そんなにスポーツを見なくても、なぜかオリンピックだけは別ものだ。世界最高のアスリートによる真剣勝負が、面白くないわけがない。ルールがわからなくても、競技を知らなくても感動してしまうのだが、もしオリ…

五輪マークを使ったデータ可視化:oceaniaeuropeamericasafricaasia

オリンピック・シーズンにぴったりの、なかなかしゃれたインフォグラフィクスを見つけた。 "oceaniaeuropeamericasafricaasia"(オセアニアヨーロッパアメリカアフリカアジア)と名付けられたこの作品は、世界の5大陸のデータを表現したもの。可視化に用い…

全国のカーライフ充実度を比較する:都道府県別カーライフ充実度調査

最近の若者は車への興味が減っているということも聞く一方、エコ減税で車の売り上げは最高を記録していると言うニュースもある。 都会はともかくとして、地域に行けば車がない生活なんて考えられないと言う場所もあるわけで、全体的に見れば、これからも車は…

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