サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

自動翻訳は文学を扱えるか?:Google Translateの実験

CDZAのクリップのアイデアを参考にして、Google翻訳を使って実験してみた。日本の文学作品の冒頭をGoogle翻訳で英語に翻訳して、その英文を再度Google翻訳で日本語に変換するとどうなるか?と言う実験だ。まず、太宰治の「斜陽」。 【原文】朝、食堂でスウプ…

飲み物にはどれくらい砂糖が入っているのか?:「名古屋発!親子のための運動と食事」の投稿より

今日の可視化は、とてもオーソドックスな方法だが、インパクトが大きい。特に僕のような「メタボ予備軍…と言うか、今や「メタボ正規軍」にとっては。上の写真は、普段飲んでいる飲み物に、スティックシュガー何本分の砂糖が入っているかを可視化したもの。「…

世界の億万長者を知る:Bloomeberg "Billionaires"

世界にはとてつもない金持ちがいる。何人かの名前は知っていても、正直言って実感はない。「金持ち度」のレベルが実感ができないのだ。こういうのもインフォグラフィクスを使えば、多少身近に感じられるだろうか。ブルームバーグによる、"Billionaires"は、…

レ・ミゼラブルを可視化する:Project 'Novel View'

巷では、映画「レ・ミゼラブル」の評価が高いようだが、このインフォグラフィクスも注目をあびるだろうか?プロジェクト"Novel View"による、小説「レ・ミゼラブル」を可視化したインフォグラフィクスだ。例えば上のチャートは、登場人物が小説のどこにどれ…

インフォグラフィックな百科事典:Brockhaus Encyclopedia

独Brockhausの、インフォグラフィクスをふんだんに使った百科事典が素晴らしい。デザインを担当したoberhaeuserのサイトのコメントには、 世界でもっとも高い山と勾配、世界の言語、地球に接近する彗星、世界の海洋、エコロジー、メディアの進化などの統計や…

データジャーナリズムとデータの可視化:David McCandless's TED talk

可視化とは、私たちが気がついていないものを見せてくれる方法だ。その重要な適用分野のひとつが、ジャーナリズムの世界だろう。データ・ジャーナリズムと可視化の組み合わせは、世界に対する認識を大きく変える予感がする。ジャーナリストであるデビッド・…

日本の「危うさ」を見る:OECD統計・各国政府の財政赤字

新政権の経済政策へに期待する声が大きくなってきた。年末から円安・株高が続き、株式市場は沸き立っている。 大規模な金融緩和と公共投資によるデフレ脱却。耳障りの良い言葉だ。一国民として大いに期待したい気持ちはある。しかし、その一方で、何か「一抹…

2013年の抱負

2013年がやってきた。 昨年は、世の中に様々な変化の「きざし」が見えてきた年だったと思う。今年は、それらの「きざし」を具体的な形にしていく年になるだろう。世の中を動かすのはやはり人であり、あらゆる人があらゆる場所で、前向きに取り組むことが大事…

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