サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

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2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

車輪も脚もない移動体:Super Ball Bot by NASA

NASAが開発中の惑星ローバー(地球外惑星に着陸、探査する移動体)”Super Ball Bot”は、従来の探査車とはまったく趣きを異にするものだ。棒と紐を組み合わせたその外観は、まるで手作りの工芸品のようで、形を変えながら移動する姿は新種の生き物のようにも…

サンタのソリをホンダが作ったら:Santa's New Sleigh by HONDA

長い間使い続けていたソリに、サンタは不安を感じ始めていた。新しいソリを作る時がやって来たようだ。かねてからあたためていたアイデアを描いたスケッチをもって、サンタがむかった先は…。 ホンダのホリデーシーズン向け映像"Santa's New Sleigh"は、サン…

今、地球に吹いている風を見る:Earth Wind Map by Cameron Beccario

以前このブログで紹介した「東京風速」は、東京都内に吹く風をリアルタイムに可視化するウェブコンテンツ。東京在住のCameron Beccarioによるクールな作品だ。そのCameronが、さらにスケールの大きい最新作を発表した。地球全体の風を可視化する、その名も"E…

美しい月の出の映像:Full Moon Silhouettes by Mark Gee

Mark Geeの映像作品、'Full Moon Silhouettes'は、ニュージーランド、ウェリントンのビクトリア山から上る満月を撮影したもの。山の稜線から立ち上る月が、展望台に集う登山者たちを美しいシルエットとして浮かび上がらせる。 その夜、人々は月の出を観るた…

ほんのりと心が暖かくなるアップルのTV広告:Apple Holiday TV Ad - Misunderstood

大げさな表現はないのに、何度も見たくなる映像というのがある。アップルのTV広告、'Misunderstood'もそのひとつになりそうだ。 ホリデーシーズン。久しぶりに実家に集うハリス家の人々。その中にひとりの少年がいる。多感な時期の少年らしく、少し斜に構え…

太陽と砂で動く3Dプリンター:Sun-powered, sand-fed 3D-printer by Markus Kayser

瞬く間に普及した3Dプリンター。扱える材料はABSやPLAといった樹脂系だけでなく、金属を立体造形するものや、木材を使うものもある。しかし、ロンドン在住のデザイン科の学生、マルカス・カイザー(Markus Kayser )の発想はさらに先を行っている。彼が3D…

ドローンが街を監視する近未来:Our Drone Future by Alex Cornell

サンフランシスコ・ゴールデン・ゲート・ブリッジを上空から監視するミッション。その「パイロット」は、観察した状況を適宜、地上へ報告する。「橋の上には189台の自動車が走行しています。480人の市民がいます。……橋梁の南棟に、微小な構造欠陥が見られま…

5秒間の人生:Life in Five Seconds by H-57

ミラノに拠点を置くクリエイティブ、H-57の「ミニマリスト・ピクトグラム・フローチャート」は、単色のピクトグラムを使った「人生の縮図」。制作は2011年から行われているが、この度'Life in Five Seconds'となって出版された。ちょうど'Brain Pickings'に…

ユーザエクスペリエンス(UX)の名言:Meaningful and notable quotations about user experience (UX) from Quora

Quoraというサイトがある。ユーザが投稿した質問に、他のユーザーが答えるというしくみで、日本で言えば「はてな」や「教えてgoo」に近いものだ。ただ、Quoraの質問や回答は、とてもウィットやユーモアに富んでいて、さすがコミュニケーションを重視する英語…

ペーパープロトタイピングの可能性

ペーパープロトタイピングというのは、文字通り、紙を使ってプロトタイプを作ること。主にUI/UX(ユーザ・インタフェース/ユーザ・エクスペリエンス)デザイナーが、アプリケーション・インターフェースを設計する際に使われている手法だ。紙と筆記用具、は…

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