Processingの生みの親でありデータ視覚化のトップランナーである、Ben Fry氏のサイトから興味深い視覚化例をひとつ。
添付の画像は、人間とチンパンジーのFOXP2遺伝子を比較したもので、人間とチンパンジーで異なる場所が赤丸で示されています。約７万5000個の遺伝子記号のうち、異なるのはたった９個。FOXP2遺伝子は人類の言語獲得にも関与していてきたと言われる重要な遺伝子ですが、人間とチンパンジーとたった９個の記号しか違わない、と言うのは興味深いですね。
データの視覚化は、ものごとを感覚的に理解する大きな助けになります。この分野はWEBの進化とあいまって、さらに拡大していく予感がしています。Ben Fry氏をお手本に、アート的なスパイスも効いたデータ・ビジュアライゼイションを目指したいですね。
