今、「映像とWEBの融合」が放送・通信業界のみならず、社会全体の大きな関心事になっていますが、その動きを加速しそうな面白いアプリケーションを知りました。TBSと加賀電子が開発した、「FL-α（エフエル-アルファ）」です。
FL-αは、Adobe Flashで作成したコンテンツを高品質なHD映像として出力するターンキーシステム。アルファチャンネルと映像信号を別々に送出できるので、合成にも適しているとのこと。
放送局のオンエアグラフィクス作成がターゲットで、すでにTBSの「オビラジ」で実際に使われているそうです。
WEBはもちろん、PCデスクトップ、携帯電話・PDA、インタラクティブメディアなど、Adobe Flashの進出は目覚しいですね。映像とネットワーク・プログラミング双方の能力を有したFlashは、放送と通信の融合の時代の、エースかもしれません。
