カフェでカフェ・ラテやカプチーノを頼むと、フォームミルクの上にハートマークの絵を描いてくれることがあります。デザインカプチーノとか、ラテ・アートと呼ばれるそうですが、スタッフが手間をかけてくれた、ちょっとした「ぜいたく」がうれしいものです。
SIGGRAPH2008に、このラテ・アートを描く機械が出展されていました。
開発したのはその名も"OnLatte Inc."。必要なのは元絵を用意することだけ。"ラテ・アート・プリンティング・マシーン"なる装置が元絵を読み取り、カラメルを「インク」とした特殊プリンターが、数秒でカフェ・ラテやカプチーノの上に絵を描いてくれます。ラテだけでなく、ビールなどにも使えるそうです。
ラテ・アートはニッチな分野かもしれませんが、このような生活の様々なシーンで使われる、「儚いアート」は今後増えそうに思います。
ラテ・アートだけではなく、どこでもいつでも画像や映像がある生活がやってきそうな予感です。
