今年の1月20日、米国第44代大統領のバラク・オバマ大統領の就任演説が行われました。
この歴史的なスピーチを見るために、いつどれくらいの人がワシントンD.C.を訪れたのか。これを携帯電話の通話データから推定しようというのが、MITのSenceableCity Labのプロジェクト、"Obama|One People-The World"です。
データを分析した結果、就任演説の日は通常の数倍の電話量があったそうです。その日のワシントンDCや周辺の興奮度が伺えます。ただし、就任演説の間は電話量は減っています。これは人々が演説を聴いていため考えられます。
データからは、カナダ、英国、フランス、プエルトリコの通話量が特に大きかったとのこと。カナダや英国はともかく、フランス人が注目しているのが、個人的には興味深いです。