個人が持っているデータを視覚化し、みんなでシェアしよう、と言うサイトが、"Many Eyes"です。人間が持つパターン認識の力を最大限に活用し、「多くの眼」でデータを見ることによって、新しい知見を得よう、と言う試みです。開発、提供しているのは、IMBの視覚コミュニケーション研究所（Visual Communication Lab）。
現在サイトが提供している視覚化の方法は１９種類。データは必ずしも投稿者が視覚化する必要はなく、既に誰かが投稿したデータを、他の人が好きな方法を選んで視覚化することも可能です。むしろ、それが、「データの民主化」を目指す、このサイトの狙いなのです。
視覚化ツールはそれぞれデザインも良く、ユーザがパラメータを自由に操作することもでき、データ･マイニングにも使えそうです。
データをシェアし、視覚化を使ってみんなで考える。"Many Eyes"は、「データ民主主義国家」にむかってソフトな革命を目指す、野心的なサイトです。
