サイマティクス(Cymatics)と言う、音を可視化する方法があります。
原理は非常にシンプルです。上を向けたスピーカーのコーンに「お皿」をくっつけて、その中に液体を注ぐだけ。スピーカーから音を出せば、液面が振動して不思議な形を作り出す、と言うものです。
Cymatics.orgに、サイマティクスの実例が紹介されています。精巧で緻密で複雑なガラス細工のような形状は人工物でも自然の造形でもない、今までみたことがない不思議な魅力があります。
ところで、サイマティクスは物理シミュレーションとして計算上で再現できるのでしょうか。もし可能なら、コンピュータ上でサイマティクスを再現すると面白いでしょうね。
余談ですがこのサイマティクスと言う言葉、世の中では音響療法として広まっているようです。生体が本来持っている正常な周波数の音を患部にあて、共鳴させることで自己治癒力を強化するのだそうです。
音響療法を行っている細胞の中を撮影したら、美しい模様が見られるのでしょうか…?