10/GUI from C. Miller on Vimeo.
タッチスクリーンやマルチタッチはもう普通のテクノロジーになり、長らく続いたマウス・キーボード支配の時代は、今、「政権交代」を迎えているようです。
マウス・キーボードがなくなることは明らかとしても、次世代のインターフェースのスタンダードはどのようになるのでしょうか。
次の政権の座を狙う新顔が10/GUI(テン・グイー)。基本はマルチタッチとタッチスクリーンを言う既存の技術を使っていますが、それらを巧妙に組み合わせて、より効率的なインターフェース・システムを構築しています。
・タッチスクリーンは画面と一体化せず、分離して机の上におく。これによって指を自然なポジションにおくことができる
・触れている指の数で操作が変わる。指が多いほど、より高次の操作を示す。
例えば、1本は通常のクリック、2本はズーム・イン、ズーム・アウト、3本はウィンドウの移動、4本は画面全体の移動
・ 両手で別々な操作を同時に行うことができる。例えば、ズーム・インしながら、画面をスクロールすなど
・ ウィンドウを整理する自動ルールがある。例えば、開かれたウィンドウは自動で整頓され、画面端から新しいウィンドウが現れるなど(これは"Con10uum" コンテニウムと呼んでいる)。ウィンドウの「ごった煮」状態がなくなる。
などです。
ビデオを見れば、その操作の様子が実感できます。
10/GUIは次世代のリーダーになれるでしょうか…?