先日、車の中で聞いていたFMで不思議なテイストの音楽に出会いました。KANさんの「REGIKOSTAR〜レジ子スターの刺激〜」です。この曲が新しいアルバム「カンチガイもハナハダしい私の人生」に収録されていると知り、さっそく購入。
冒頭から歌詞がすごい。
「名札で苗字はわかるけれど下の名前はわからない
君はレジ子スター
353円です 168円です 472円です 234円です
818円です 705円です 20%引きです 547円です
…」
およそ歌詞になるとは思えない、日常の、かつ、非常に「データ的」な歌詞に、まさに「刺激」を受けました。
CDを開けてみて、さらにびっくり。
リーフレットの中のイラストは、収録された9曲の「データ」のインフォグラフィックなのです。
各曲の、長さ、開始テンポ、語数、基本キー、演奏者数、制作時期が、センスの良いインフォグラフィクスになっています。(もうひとつ、"Number of Bars"と言うのがあるのですが、これはなんでしょうか?)
曲にもデザインにも大満足。 KANさんが近々再ブレークしそうな予感が…。