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マイノリティ・リポートの世界を(少し)体感 ~ タッチ・ウォール

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昨日書いた大阪北ヤード・ナレッジキャピタルトライアル2010に弊社ズームスもいくつかのコンテンツ、デバイスを出展しました。中でも高評価をいただいたのが、新開発のタッチ・ウォールです。

タッチ・ウォールは高さ1.8mX幅1.2mの透明アクリル板に浮かび上がるような映像が表示されるサイネージボード。しかも、静電容量センサでユーザの「タッチ」をセンシングし、インタラクティブに映像を操作することができます。上の写真は3Dの脳波の可視化データを手で操作しているところですが、オブジェクトの自由な回転、脳波のデータの切替、脳波計測情報の表示が、「手で触る」自然な感覚で操作できます。

タッチ・ウォールのコンテンツとしては他にも、ビズラボOSAKAブースのインタラクティブな案内板や、作曲アプリケーションなどのデモを行いました。

目の前の空間に浮かぶ映像・画像を手で触って操作する…。来場者にはマイノリティ・リポートの世界に少し近づいたような気分になってもらえたのではないかと思います。



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