インフォグラフィクスはどんなことへ応用できるのか?
そういう質問を受けることが多くなってきました。そこで最近は日頃注意して具体的な事例を探しています。
今回見つけたのは、ボストンの新聞Boston Globeの事例です。
例えば上の図は、ビクター・ロザリオ氏が1983年、放火および8名を殺害した事件を扱ったもの。4枚のイラストとそれらに関する事実・証言が客観的に示され、事件を検証することができます。文章だけでなく、放火された家と重要なポイントの図解は、事実関係の理解を助けてくれます。
この事件の真偽はともかく、事実を正しくわかりやすく伝えるインフォグラフィクスは、例えば裁判にも大変有効なツールになるでしょう。ちなみにBoston Globeはウェブの活用も大変早くから行っています。このあたりに米国メディアの進取の姿勢が伺えますね。