Google Labsに"Google Public Data Explorer"と言う実験プロジェクトが公開されています。
世界銀行や経済協力開発機構などが公開しているデータを、Google Visualization APIを使って可視化するシステムで、難しい操作なしで世界のデータを閲覧することができると言うものです。データの更新にあわせてチャートも自動的にアップデートされるので、URLを訪れるたびに最新のチャートを見ることができるようになっています。
現在公開されているデータセットには、経済、交通、人口などがあり、必要な国だけを表示するなどのインタラクティブな操作も可能です。ちょっとした調べ物をしたい時、ほしいデータセットさえ見つかれば、データ処理やグラフ化の作業をすることなく、すぐに役立ちそうです。
Googleは、統計データの検索ランキングも公表しています。これによると、もっとも検索されている統計データは、学校の比較とのこと。子供をどの学校に行かせるかは、世界中の関心ごとだと言うことでしょうか。