連日繰り広げられるオリンピックの熱戦。普段そんなにスポーツを見なくても、なぜかオリンピックだけは別ものだ。世界最高のアスリートによる真剣勝負が、面白くないわけがない。ルールがわからなくても、競技を知らなくても感動してしまうのだが、もしオリンピックに関連するデータがあればもっと楽しめるだろう。
例えば、このグラフはワシントンポストによる、ロンドン以前の3つのオリンピック各競技に参加した、米国人選手の年齢のグラフだ。これを見ると色々と面白い発見がある。
例えばトランポリン。誰もが楽しめる比較的簡単なスポーツかとおもいきや、競技年齢は25歳くらいまでとなかなかハードなスポーツのようだ。
体操や水泳で10代の選手が活躍していることは知っているが、サイクリング(男性)やボート(女性)にも10代の選手がいるのは驚き。
意外なのはサッカーで、最高齢は男性47歳、女性は56歳!正しいデータなのかと疑いたくなるが、本当だとするとサッカーには老練なプレーも必要だということか。
メダル獲得者の年齢分布のグラフもある。
メダル獲得のピークは25歳。スポーツ的人生観においては、25歳が人間のピークだと言うことを定量的に示すデータだ。
こうやってデータを見ると、オリンピック観戦もまた少し違ったものになる。
ちなみに、僕が万一(!)オリンピックの出場を狙うとしたら、年齢的に可能な競技は、アーチェリー、馬術、射撃しかないようだ。