米国防総省が開発した、生体情報をAndroidスマートフォンで可視化するアプリがオープンソースとして公開されている。
このアプリは'BioZen'と呼ばれるもので、脳波や筋電図、電気皮膚反応、心電図、呼吸速度、皮膚温度などのセンサーの情報をリアルタイムで可視化することができる。これは「バイオフィードバック」と呼ばれる医療手法の一種で、頭痛や不整脈の治療、スポーツ選手のメンタルトレーニングにも利用されているものだ。国防総省の目的は退役兵士のPTSD対応のようだが、もちろん、それ以外にも利用可能だ。
アプリ自体は無料だが、生体情報を取得するためには、下の表にあるセンサを購入しなければならない。