先日「アナと雪の女王」を観た。3DCGの技術はもはや「自然」で、技術先行の感はまったくなかった。2Dアニメーションから3Dアニメーションになっても安心して観ていられるのは、ディズニー映画が「ディズニーらしい」からだ。その秘密はどこにあるのだろう。
その答えはここにありそうだ。'The Illusion of Life'(邦題:生命を吹き込む魔法 )という、アニメ業界では「バイブル」といわれている本らしい。その本の中の、'12 basic principles of animation'は、同セクションを文字通りアニメ化したコンテンツだ。(Vimeoバージョンはこちら。)
立方体に対して動きをつけるだけでも、「ディズニーのアニメ」になる。不思議なものだ。その微妙なタイミングが、魔法なのだ。この動きはデータの可視化コンテンツでも参考にできそう。「ディズニーっぽいインフォグラフィクス」なんて作ると面白いかもしれない。