食べ物と言う日常もっとも身近なものにもアートとサイエンスがある。Modernist Cuisineでそんな映像が紹介されています。
上はポップコーンができる瞬間を高速度カメラで撮影したもの。トウモロコシの種には約15%の水分が含まれ、加熱すると種の内部で水が水蒸気となり圧力が高まってついに破裂したものがポップコーンです。その時の圧力は900kPa(9気圧)を越えているそうです。
映像を見るとトウモロコシの種が跳ねて空中で花火のようにポップコーンになる瞬間が捉えられています。最初に飛び上がるのはおそらく、まず底面に割れ目ができて高圧水蒸気が吹き出したロケット効果なのでしょう。
身近なものにもまだ多くの驚きが隠されている。映像や可視化で伝えるべきものは、まだたくさん残っているように思います。