2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
このブログも今回で300エントリー。節目を記念して自分の体験から何かを書こうと考えてみたところ、思い浮かんだのが、Donald Normanの”The Design of Everyday Things(邦訳版のタイトルは「誰のためのデザイン?」)"です。 この本は、プロダクトデザイナ…
科学技術振興機構(JST)のサイエンスニュースは、映像によって科学技術の「今」を伝えるインターネット番組です。 シンプルなタイトルが示すとおり、飾らない、ストレートな切り口で、先端科学から身近な科学、科学政策まで幅広い話題を扱っています。 弊社…
先日、M.I.T.メディアラボの所長に、伊藤穣一氏が選ばれたと言うニュースがありました. 日本人であることも意外ですが、さらに驚いたのは、伊藤氏が研究者・技術者でもアーティストでもなく、インターネット業界で様々なサービスの立ち上げに関与してきた、…
あるユーザーのTweetsを分析し、よく使われている単語を可視化するツールが、Tweet Topic Explorerです。作成者のJeff Clark氏はサイトNeoformixを公開する、データ可視化フリーク。Tweet Topic Explorerは、氏が先に開発したWord Cluster DiagramをTwitter…
今日は統一地方選の後半。これから明日にかけてテレビはまた選挙の話題で盛り上がりそうです。 選挙に関連して、ちょっと古いのですが、ニューヨークタイムズが2008年に作ったインフォグラフィクスがあります。前回のオバマとマケインの選挙戦中、「オバ…
Google Trendsは、その名の通り、検索によって世の中のトレンドを把握しようという実験的なサービスです。以前からその可能性に注目していました。 Google Trendのページでは、入力したキーワードの検索数が過去数年にわたってどのように変化したか、そのト…
飲み物の成分を表すインフォグラフィクスは今までもいくつか見ましたが、これほど爽やかで人間的なテイストを持つものは初めてです。 Konstantin Datz氏の作品"COOKTAILS"には、34種類のカクテルと、43種類の材料が、センスの良いイラストで描かれています。…
東急ハンズ梅田店で開催されている、「活版メッセ」に行ってきました。主催は関西活版倶楽部。会場ではポストカードに活版でメッセージを入れられるとのことで、僕もやってみました。うれしいのは、印刷をやってもらうのではなく、自分で活字を選んで、組ん…
震災をきっかけに、被災地以外でも緊急時の行動について見直してみた人は多いでしょう。うちの家族でも、天災や事故など非常事態が起きた時、どこで待ち合わせるかを話し合ったところです。 そんな折、発見したのが"Safety Maps"なるサイト。緊急時の待ち合…
世界各国/各地域のデータにもとづいて世界を可視化しようというのが、"WORLDMAPPER"の目的です。収入、平均寿命、人口密度(の逆数)等とともに目を引いたのが、核廃棄物の生成量のマップです。 このマップにある説明を翻訳してみました。 「毎年8910トンの…
ミニマルデザインの作品かと思わせる上のポスター、実は「強迫性障害」を可視化したものです。 英国のグラフィックデザイナー、"Graphic Patrick"氏が作成した一連のポスターは、精神性疾患をテーマにしたもの。それぞれの疾患の「イメージ」をシンプルでポ…
MIT Media LabのSenseable City Labは、街の情報を可視化する数々のプロジェクトを行っています。その最新作が"Live! Sigapore"。その名のとおり、シンガポールの「今」を見るコンテンツです。 例えば、Isochronic Singaporeはシンガポール市内の交通量から…
プログラムを作る人なら、アルゴリズムの基礎を学ぶために「ソート」について勉強したことでしょう。そんな人々のために作った…のかどうかは定かではありませんが、こんな動画を使って「ソート」について理解を深めましょう!? AlgoRhysmicsさん(名前もし…
ハリウッドの映画やFOXのドラマを見ていると、データベースの画面や未来のインタラクティブデバイス等、かっこいいツールが出てきます。そういう「美術」が映像作品与える印象は、監督や俳優と同じくらい強いのではないでしょうか。特に最近のハリウッド系の…
抽象画のようにも、色のついたバーコードのようにも見える上の画像、これは一体何なのか? 実はこれ、映画ブレードランナーを表す画像です。 "Moviebarcode"のアプローチはいたってシンプル。映画一本の映像データをそのまま圧縮して画像として書き出してい…
ひさしぶりにJared Tarbell氏のサイトを覗いたら、とても充実したものになっていました。サイト名は、"Gallery of Computateion".コンピュータによるアート、と言う事前情報がなければ、その多くは人間が描いたと思うほど、有機的で繊細な作品ばかりです。Ta…
1ヶ月以上このブログを書くことができませんでした。その間に世の中は大きく変わりました。今は震災の被害のリカバリーが急務の課題ですが、前向きに考えれば、様々な分野やレベルで今までの枠組みを壊し、「より良い」社会の設計図を作るチャンスかもしれ…