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ビートルズのインフォグラフィクス・その2

http://mikemake.com/#72772/Charting-the-Beatles
前回、ビートルズの髪の毛と髭に着目したインフォグラフィクスを紹介しましたが、今回は「正統派」ビートルズ・インフォグラフィクスです。
Charting the Beatlesと言うサイトに、ビートルズの曲を分析、視覚化したいくつかのインフォグラフィクスが公開されています。
Authorship and Collaborationは、「コラボレーション度」が人目で分かります。横に広がるバーは4人のメンバーの貢献度を曲ごとに示したもの。大方は水色=レノンとピンク=マッカートニーですが、初期はレノン=マッカートニーのコラボが多いのに対し、終盤にむかうにつれ個人制作が多くことが読み取れます。
Self Refrenceは過去の曲の引用を視覚化したもの。例えば、"All You Need is Love"の中で、"She loves you, yeah, yeah, yeah..."と、"She Loves You"の歌詞の一部が歌われているのを、曲の制作年代を含めて把握できます。

Song Keysは、曲の「キー」(調)をアルバムごとにパイチャートにしたもの。ラバーソウルあたりからキーの幅が広がっている様子がわかりますね。(個人的にはキーが音階順に並べられていないのが不満ですが…)

ビートルズの曲に関してこれだけの分析を行ったMichael Deal Graphic Designには脱帽です。

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