インフォグラフィクス
自分が住んでいる地域や通勤や通学で通る場所が安全かどうかは、誰もが気になる。特に最近のように猟奇的な事件が続くと、どうしても日常生活への警戒心は増すものだ。しかし、やみくもに危険を煽るのは、良いことではない。まずはデータを見て、必要な時・…
出典:Most and Least Meaningful Jobs Interactive Chart 給与や仕事に特化した米国の調査会社PayScaleは、22分野の454の職種について、給与と仕事の意義および満足度について調査し、インタラクティブなインフォグラフィクスにまとめた。チャートの横軸は…
以前、アメリカに住んでいた頃、近所に素敵なコーヒーショップがあった。家族で経営していると思われる小さな店舗の「売り」は手作りのワッフルで、日曜日の朝、ワッフルとコーヒーを買って道に面したオープンテラスでひとときを過ごすと、なんだか豊かな気…
ニューヨーク公立図書館(New York Public Library: NYPL)が、所蔵する2万点を越えるの地図の高解像度デジタルデータをオンラインで公開する、と発表した。地図データはNYPLのDigital Collectionsページで閲覧できる。また、Map Warperのページから無料で…
民間航空会社、いわゆる「エアライン」が誕生して今年で100年。それを記念して、英ガーディアンがスペシャルコンテンツ"In flight: see the planes in the sky right now"を公開している。このコンテンツの目玉は、世界中の空を飛行中の航空機をリアルタイム…
ミラノに拠点を置くクリエイティブ、H-57の「ミニマリスト・ピクトグラム・フローチャート」は、単色のピクトグラムを使った「人生の縮図」。制作は2011年から行われているが、この度'Life in Five Seconds'となって出版された。ちょうど'Brain Pickings'に…
Googleが作成した"The Digital Attack Map"は、日々世界中で発生しているDDoS攻撃を可視化するコンテンツだ。DoSとは、"Denial of Service"の略語。大量のデータを送りつけて、サーバーや通信回線を正常に機能させなくしたり停止させてしまうような、いわゆ…
保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation)による「疾病による負担の国際調査("Global Burden of Disease Study")」は、50カ国、302の機関の486名の研究者が5年をかけて、世界の健康と死亡について、かつてない大規模な調査を行…
宇宙を探索、開拓するため、人類は様々なロケットや宇宙船を開発してきた。現在もいくつかの宇宙機が開発中だ。それぞれの機体は、ミッションを達成するために最適な大きさや形を持っている。そんな宇宙機の大きさとシルエットを比較したのが、上のインフォ…
「幸福はお金で買えるか?」人生の中で誰もが考えたことがある質問だと思う。デザイナー、ジョナサン・ハルも、その一人のようだ。ハルは、コロンビア大学の"World Hapiness Report"を元にして、各国の富と幸福度を比較するインフォグラフィクス、'Money Buy…
オープン・データの時代へむかって様々なデータが公開され、それらを使ったアプリケーションや可視化コンテンツが現れ始めている。例えば、この「東京風速(Tokyo Wind Speed)」は、東京都環境局と国土交通省国土政策局が公開しているデータを使って、東京都…
いつの間にか「インターネットを使わない日はない」と断言できるほど、インターネットは空気や水と同じような生活のインフラになった。中でも、インターネットでもっとも利用しているのは検索、そして最近はFacebookやTwitterなどのSNSであろう。しかし、実…
シリアでの化学兵器の使用が引き金となり、アメリカなどによるシリア空爆の可能性が高まっている。「イラク後」の中東情勢に、また新たな混乱が加わらないことを願うばかりだ。今回の主役はシリアだが、元々中東の国々をめぐる関係は複雑だ。どの国とどの国…
世界最大の「知の集積」、Wikipedia。人類初とも言えるこの集合知は、世界中の人の絶えまない貢献によって、拡大を続けている。Stephen LaPorte と Mahmoud Hashemiのプロジェクト'Listen to Wikipedia'は、Wikipediaに加えられた編集を、サウンドとビジュア…
現代生活は、インターネットに深く依存するようになった。インターネット上には、世界中の人々が発信する膨大な情報が、今この瞬間もアップロードされている。しかし、いったいどれくらいの情報がネット上に送信されているのだろうか?designly.comのインフ…
Max Roberts博士によるニューヨーク地下鉄路線図インフォグラフィクスの事例の中でも最も有名なもののひとつが、ハリー・ベックによるロンドン地下鉄路線図だ。水平・垂直と45度のラインのみ、等間隔に並べられた駅、テムズ川以外の地形をすべて削除、とい…
米国の医療費は住む場所によって、大きな違いがある。下のバーチャートは、各疾患について、全米の各病院委託地域(Hospital Referral Region)の医療費と医療保険の負担額を表している。赤色または緑色のバーは患者が支払う医療費の範囲を示す。その地域の…
アメリカの公用語は、もちろん英語。しかし、移民の国・アメリカでは、英語以外で日常会話を行っている人々も多い。 ワシントン・ポストのインフォグラフィクス、"Mapping where English is not the language at home"は、少なくとも10人に1人が英語以外…
「インフォグラフィックなゲーム」として、発売前から話題になっているSony PSVista用ゲーム'Metrico'。最近のPlaystationBlogで、この新しいゲームの詳細が見えてきた。ブログによると、Matricoの世界は、インフォグラフィクスの要素、例えば棒グラフや円グ…
今、僕たちが目にしている商品には、素材、加工、流通、保険、販売など、様々な人々が関与している。その背後には複雑な経済システムがある。しかし、その基本は「価値を生み出した人に、それに応じた報酬が与えられる」ことのはずだ。ニューヨークにあるコ…
7月6日、サンフランシスコ国際空港で韓国アシアナ航空217便が着陸に失敗、2名が死亡、168名が重軽傷を負う惨事となった。その原因は現在調査中だが、着陸時に何らかの「異常」があったと伝えられている。米国で航空事故に関する情報公開を行っている独立組織…
Contrailzが可視化するのは、世界の主要空港の周囲の航空機の航路。Planefinder.netから取得された、2012年10月一ヶ月間の約10億点のデータがプロットされている。各都市の航路を眺めると、それぞれ特徴がある。例えば、モスクワ上空のある範囲は航空機の空…
A World of Tweetsは、世界で発信されるツイートをリアルタイムに可視化するサイトだ。サイトのトップに表示される世界地図は、世界のどこでどれくらいの数がツイートされているかをヒートマップで表示したものだ。北米やヨーロッパが多いのは予想どおりだが…
水は、人間が生きていくために必要不可欠な物質だ。僕たち日本人にとって水の存在は当たり前すぎて、普段はほとんど意識しないが、水があるから僕たちは生きていられる。たまには水と、水を供給してくれる大自然に、目を向けてみるのも良いだろう。 上の図は…
世界でもっとも有名な統計学者、ハンス・ロスリング。世界の公衆衛生を分析する内容が面白いだけでなく、個性的で迫力ある喋り方とアニメーションを活用したプレゼンテーションは、可視化や情報理解の分野でもトップランナーのひとりだ。 そのロスリングが、…
先日、三浦雄一郎さんが三度目のエベレストの登頂に成功した。80歳と言う史上最高齢での登頂は、世界的な快挙だ。偉大な冒険を無事に完遂したことに、心から拍手を送りたい。エベレスト登頂への挑戦を人類が始めたのは、1910年代の終り頃からだと言われる。…
巷では「円安」が話題になっている。少し前は100円でも「円高」と言っていたような気もする。そもそも為替レートはどのようにして決まるのか、適正な為替レートをどう判断するのか、そのあたりの解説を探してみても、腑に落ちるものは見当たらない。賛成も反…
日本は世界でもっとも安全な国の一つ ーーーーー そんな自慢は、今やできなくなったようだ。上のチャートは、カナダ外務国際貿易省が海外渡航する国民のために提供している旅行安全度マップ。正確には、今年4月4日時点の同マップを、米CBCが記事にしたものであ…
お客さんの接待や上司との食事では、どこに座るべきか?上座・下座ってどこ? 前職は技術者で、今は上司もいない僕にとっては、今までほとんど気にしたことがなかった。いざそういう状況になったら知識の無さが致命傷になるかもしれない。でも、どこに座るか…
TheGuradianのインフォグラフィクス、"The State of our Union is ... dumber"は、米国歴代大統領の一般教書演説の言葉の「難しさ」を、"フレッシュ・キンケイド読みやすさ試験(Flesch-Kincaid Readability Test)"(*)によって評価したものだ。点数が高いほ…