情報デザインを専門にする会社(注)、Fathom Information Designが米国ボストンに設立されました。設立者はProcessingの開発者であるBen Fry氏、となれば、自ずと新しい波の到来が期待されます。
(注:Fathom Information Designは、組織上は「会社」ではないかもしれません。)
サイトに書かれた理念にはこうあります。「フェイソム・インフォーメーション・デザインは、インフォメーション・グラフィクス、インタラクティブ・ツール、インスタレーション・ソフトウェア、ウェブ、モバイル機器を使って、顧客が複雑なデータを把握するお手伝いをします。(Fathom Information Design helps clients understand complex data through information graphics, interactive tools, and software for installations, the web, and mobile devices.)」
ソフトとハードを融合した新しい情報デザイン。これこそ、これから世界中で必要とされる新しい仕事の分野だと思います。日本にはソフトもハードも揃っているのに、それを活用・応用しようと言う意識が欠けている。情報デザインこそ、日本が得意とする分野なのに、とじれったく思うのは僕だけではないはず。
新しい波を、早く"Far East"からも発信しなければなりません。