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インテリアのテーマパーク〜Living&Design 2010


インテックス大阪で今週開催されている、Living&Design2010の最終日を見に行ってきました。

様々な工夫や意匠を凝らしたブースばかりでしたが、中でも発想のユニークさで気に入ったのが、積水ハウスアクタスの共同企画、「小さな生活展2。」です。
このコラボ・ブースは、日本の家の狭さを逆手にとった、かわいくてとんがったリフォームを紹介。例えば、押入れを使ったミニホームシアターや、物干し台の月見風呂、足下に枯山水が拡がるガラステーブル等、どのアイデアにも思わず感心してしまいました。
特に気に入ったのは、庭に面した半地下部屋。半地下部屋に入ってカウンターに面したソファに座ると、目の前の窓枠越しに庭を臨むことができるようになっています。半地下のため地面と同じ高さの目線はとても新鮮。庭の風景のため半地下の狭さも気にならず、「秘密基地」から外を覗いているような愉快な感覚を味わえます。(なかなか文章で説明するのは難しいですね。場内は撮影禁止だったので写真で紹介できないのが残念です。)

映像に携わる身としては、非常に薄い素材に等間隔にLEDが埋め込まれたP-LIGHTに興味をひかれました。壁面や天井、床等、どこでもLEDを使ったアレンジができそうです。

様々なインテリアを見て歩くうちに夢の世界に入り込み、ちょっとリッチな気分も味わえる、テーマパークのような展示会でした。

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