科学技術系の映像を作っていると、グラフをアニメーションで表示したくなることが多々あります。Excelはアニメーションできないし、After Effectsでゼロから作るのは面倒だし、AfterEffectsやFinalCutの適当なプラグインもない。
どうしたものかと色々探した結果、たどりついたのがApple Keynoteです。
「Keynote=PowerPointのMac版」くらいの認識しかなかったのですが、使ってみてびっくり。様々なグラフが、2Dはもちろん3Dで、アニメーション付きで、あっという間に作成できるのです。作成したアニメーション・グラフは、QuickTimeで書き出せるので、映像素材として編集作業にもっていくだけ。
僕がAfterEffectsを使って一日かけてもこんなセンスの良いグラフは作れない、と断言できるほどセンスが良いグラフを作ることができる。しかも、Keynote/Pages/Numbers(マイクロソフトで言うと、PPT/Word/Excel)セットで1万円以下で購入できる。
Keynoteが、こんなにもコストパフォーマンスの良い、グラフ映像クリップの作成ツールだったとは、灯台下暗しの発見でした。