チャールズ&レイ・イームズが、科学映像の記念碑「パワーズ・オブ・テン」を発表してから42年。
科学も映像表現も大きく進歩しました。
アメリカ自然科学博物館の"The Known Universe"(わかっている宇宙)は、現代の「パワーズ・オブ・テン」です。
天文学・宇宙物理学の進歩のおかげで、私たちはより遠くから宇宙を俯瞰できるようになりました。
そして映像技術の進歩によって、よりスムーズに、リアルに、地球から宇宙の果てまで往復する旅に出ることができるのです。
"The Known Universe"のチベットから地球外へ出るシーンは、まるで自分が宇宙飛行士になったかのようなリアルな映像です。
もはやバーチャルとリアルの境目は見えなくなってきています…。