弊社のパートナー、株式会社ネットマイスター代表の岡田賢治さんの新著が発売されました。タイトルは「CUDA 高速GPUプログラミング入門」。今はやりのGPGPU（General Purpose GPU）について実際に手を動かしながら体験してみるのにぴったりの本です。
岡田さんならではの丁寧な解説と実例演習で、並列処理プログラミングと言う一般にはなじみのない技術が身近に感じられる本になっています。
監修は京都大学の小山田耕二教授。小山田先生は可視化（ビジュアリゼーション）分野の第一人者の一人です。CUDAは可視化分野での協力なツールとして期待されているのです。
冒頭に書かれているGPGPUの一般解説、PhysXなどの関連技術、GPUの動作原理やGeForceの変遷、巻末のCUDA対応ハードウェアのリストなど、CUDAにいたる過程や周囲の環境についての記述が大変勉強になりました。このような背景が書かれているのも、単なる技術解説書とは異なるすぐれた点です。
話題のCUDAをさわってみようと言う人にオススメです！
