ビジュアル・プログラミング
画像ファイルのフォーマットにPNGというのがある。拡張子が'.PNG'となっているファイルだ。先日、この拡張子はどう発音するのが正しいのか、という議論になった。「ピング」なのか「ピー・エヌ・ジー」なのか?で、調べてみようと思った。ニコニコニュースに…
オープン・データの時代へむかって様々なデータが公開され、それらを使ったアプリケーションや可視化コンテンツが現れ始めている。例えば、この「東京風速(Tokyo Wind Speed)」は、東京都環境局と国土交通省国土政策局が公開しているデータを使って、東京都…
少し前は珍しかったプロジェクション・マッピングも、あっという間に巷に広がった。普通の人でも、ちょっとしたプロジェクション・マッピングができるようになった一方、プロフェッショナルは、もっと高度で、他人がまねできないような作品を創りはじめてい…
人間がなぜ夢をみるのか、というのは人類の大きな謎なのだそうだ。夢をみることは人間にとって、なにか意味があるはずだ。もし、人類の夢を集めたデータベースを作ることができれば、人類がまだ気がついていない、自然の大きな謎や未来へのヒントを見つける…
iPhoneを使うようになって、普段音楽を聴く機会が増えた。最初は持っているアルバムをiPhoneに入れて聴いていたが、好きな曲だけ聞きたくなってプレイリストもいくつか作った。この先さらにエスカレートすると、好きな曲だけをエンドレスで聴きたい、と言う…
コンピュータで絵を描きたいと言うのはコンピュータの黎明期から続く自然な欲求で、いまだに新しい試みが続いている。近年のハード、ソフトの進化とともにその完成度と操作性は急速に高まり、プログラミングやアートの知識・経験がなくても使えるアプリも生…
ユーザの情報を利用して、自分だけにカスタマイズされたコンテンツを自動的に作成すると言うアプローチは少し前から色々と出ているが、これほど完成度が高いものはなかなかない。かのIntelが提供する、"Museum of Me" だ。 ”Museum of Me"はユーザのFacebook…
MIT Media LabのSenseable City Labは、街の情報を可視化する数々のプロジェクトを行っています。その最新作が"Live! Sigapore"。その名のとおり、シンガポールの「今」を見るコンテンツです。 例えば、Isochronic Singaporeはシンガポール市内の交通量から…
ひさしぶりにJared Tarbell氏のサイトを覗いたら、とても充実したものになっていました。サイト名は、"Gallery of Computateion".コンピュータによるアート、と言う事前情報がなければ、その多くは人間が描いたと思うほど、有機的で繊細な作品ばかりです。Ta…
Google Labsに"Google Public Data Explorer"と言う実験プロジェクトが公開されています。 世界銀行や経済協力開発機構などが公開しているデータを、Google Visualization APIを使って可視化するシステムで、難しい操作なしで世界のデータを閲覧することがで…
創設から90年以上たったバウハウス。その余韻は21世紀となった現代にも続き、デザインに携わる人に影響を与え続けています。 ImpulsBauhausは、バウハウスに関係する人々のソーシャルネットワークをインタラクティブに可視化したものです。バウハウス大…
インターネットやスパコン等、多くの場所で大規模データに出会う時代となりました。そんな大規模データを把握する方法として「可視化」は有効なツールです。 一般ユーザも使えて、しかもかっこいい可視化ツールのひとつが、Skyrailsです。SkyrailsはC++とOpe…
巷で話題のKINECT。KINECTの登場は久々にクリエイティブ・マインドを刺激するデバイスで、昨年終盤から様々な「ハック」がネットで公開されています。 その中でも技術レベルの高さで驚いたのが、KINECTを使った3D空間スキャナー。 YouTubeにアップされた3…
遅ればせながら、WebGLについて知りました。WebGLとは、JavascriptとOpenGLの組み合わせによって、ブラウザ上で3Dコンテンツを扱う標準仕様とのこと。もともとHTML5用の3D規格を想定して開発されていて、HTML5のCanvasタグで実装することになるようです。…
少し前の作品ですが、すごい映像があります。"elevated by RGBa and TBC"です。 何がすごい、って、3分半強のこのスペクタクル映像、ファイルサイズが4キロバイトしかないのです。 まさに驚異のミニマル映像。この映像、元々2009年の"Breakpoint"の「4K部…
グラフを作成するアプリやサービスは色々と出ています。それぞれ特長がありますが、表現力の面で優れたアプリのひとつがXML/SWF Chartsです。 XML/SWF Chartsは名前の通り、XMLとSWFの組みわせで様々なグラフを作成します。 グラフの種類も、棒グラフやパイ…
弊社のパートナー、株式会社ネットマイスター代表の岡田賢治さんの新著が発売されました。タイトルは「CUDA 高速GPUプログラミング入門」。今はやりのGPGPU(General Purpose GPU)について実際に手を動かしながら体験してみるのにぴったりの本です。 岡田さ…
広大な砂浜に落とした一粒の真珠を捜す…。インターネットの膨大なデータから情報を検索する時、私たちは途方にくれることがあります。データがあることはわかっている。しかし、たどりつけない。今、膨大なデータを把握する方法としてビジュアリゼーションの…
10/GUI from C. Miller on Vimeo.タッチスクリーンやマルチタッチはもう普通のテクノロジーになり、長らく続いたマウス・キーボード支配の時代は、今、「政権交代」を迎えているようです。 マウス・キーボードがなくなることは明らかとしても、次世代のインタ…
視覚と聴覚とともに、暖かさや冷たさと言う触角にも訴える未来のメディア。それが、首都大学東京の串山さんが開発された"Thermoesthesia"です。2006年のアルス・エレクトロニカに出展された時の映像がYouTubeにアップされています。テーブル状のディスプレイ…
インターネットで世界中の人・組織がつながり、個々の持つデータは物理的には共有できる状態になりました。データを流通させるための「データ流通市場」を創る試みに、Infochimpsが取り組んでいます。 Infochimpsが目指すのは、データを持っている人とデータ…
OSM 2008: A Year of Edits from ItoWorld on Vimeo.OpenStreetMapとは、みんなで世界の道路地図を作ってしまおうというプロジェクトです。道路地図のWiki版と言う感じでしょうか。2004年に始まったこのプロジェクトの参加者は2万人(2008年)を越えていま…
カナダのSurry美術館が、Glocalと言うアート・プロジェクトを行っています。技術の進歩によってあらゆる場所でデジタル画像が使われ、あらゆる人が利用できるようになった現代社会の中で、デジタル画像の役割の変化を、アーティストが中心となって探る試みで…
最近、Flash(ActionScript)を使ったインタラクティブなデータ視覚化コンテンツが数多く発表されていますが、デザインや操作性がどれも似ているなと感じていました。 その理由は、どうも同じデータ視覚化ライブラリを使っているためのようです。そのライブラ…
今回は右が好きか、左が好きかと言う話題です。と言っても政治や思想の話ではりません。ブログやHPのサイドバー(メニュー)は右に置くのがよいか、左に置くのが良いか、と言う議論です。 先日、あるEラーニングのコンテンツをデザインする際にチームで議論…
マルチタッチセンサーを使ったユニークなインタラクティブな作品やパフォーマンスを発信しているmultitouch-Barcelona.com。Processingのサイトなどでその存在は知っていたのですが、同グループのサイトに、ユニークなマルチタッチ作品が発表されていました…
図表のYouTubeを目指す、とうたったサイトがiChartsです。 iChartsは2007年にできたウェブサービスの会社で、ユーザが所有しているデータをChartBoxと呼ばれるツールでグラフ化しWeb上で公開するもの。視覚化されたデータをネット上のユーザが見ることで、デ…
"AXIIS"と言う、FLEXベースのオープンソースの可視化パッケージがリリースされました。 デモを見ると、ビジュアルなインタラクションができるようになっているようです。透明感のあるカラーリングもよいですね。"AXIIS"は、DeGraphをベースに作られているそ…
弊社にもついにグループウェア導入! 実はGoogle Sitesを使って、N君が半日で作ってくれたものなのですが、無料と言ってあなどれません。有償のグループウェアと比べてもそん色ない機能がありますし、Googleの他のツールとの連携機能をうまく使えば、すべて…
何か面白いガジェットはないかとGoogle Labsを物色していたら、"Flu Trends(流感の推移)"なるものを見つけました。 アメリカやメキシコでの流感の患者数のトレンドを表示するグラフなのですが、実はこれはネットユーザの検索データのみから推定したものな…