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たのしいカガク:「サイエンスぬいぐるみ」プロジェクト

「むずかしく思われがちなサイエンスやテクノロジーを、もっと親しみやすいものにしたい。」
そんな思いで作ったのが、サイエンスぬいぐるみです。微生物から宇宙機器まで、モデルの特徴やイメージを大切にしながら、ひとつひとつオリジナルで制作します。」

仕事でお付き合いのある作家さんと社員のKクンに協力してもらって、「サイエンスぬいぐるみ」なるものを作った。先週、某展示会でお披露目したが、なかなか好評だ。

僕の仕事は「科学技術を市民に伝える」ことが大きな部分を占めている。これは最近「アウトリーチ」と呼ばれ、科学離れの防止や科学政策への国民参加などとも関連して、ますます重要になっている。

が、そんな小難しいことではなく、カガクやギジュツは純粋に面白い。今まで知らなかったことを知った時の驚き、できなかったことができるようになった時の喜びは、他には代え難いものだ。

でも、その思いを伝えるのはむずかしい。「こんなに面白いのに」とこちらは思っても、それを見て、感じて、理解してもらわなければ、本当には伝わらない。そのためには、硬軟とりまぜた、様々なアプローチが必要になる。
そのひとつに「サイエンスぬいぐるみ」が、役立てばよいと思う。

また小難しくなってしまった。そんなことより、僕はこの「サイエンスぬいぐるみ」が大変気に入っている。自画自賛と言われても気にしない。だから、みんなもかわいいがってくれれば嬉しい。よろしくお願いします!

ちなみに、現在、「電気じかけのサイエンスぬいぐるみ(仮称)」を構想中。こちらは、ぬいぐるみに電子工作的な仕掛けを加えたもので、誰もが「あっと驚く」…かどうかは自信はないが、「ちょっと面白い」ものになると思う。

八月末頃には公開したく、現在着々と進めているので、こちらもご期待下さい!

ニューロン

白血球

赤血球(手前)とエンブリオ

バクテリオ・ファージ

太陽観測衛星の「設計図」

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