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女性専用の体内埋込み型マイクロチップ

http://www.bbc.com/news/technology-28193720#FBM386927

女性の体内に埋め込まれ、ホルモンを分泌するマイクロチップを、M.I.T.のファラ教授らのチームが開発した。

20ミリ角・高さ7ミリのチップは、レベノルゲストレルとよばれるホルモンを毎日一定量、16年間にわたって体内に送り込む機能を持つ。このホルモンには女性の妊娠を防ぐ性質がある。つまり、このマイクロチップは新しい避妊用デバイスなのだ。

ホルモンの分泌は、無線コントロールによっていつでも停止・再開できる。この便利さの裏返しとして、第三者によって誤って、あるいは悪意を持って、チップを操作される恐れがある。通信の暗号化などによって、そのような誤用・悪用を防ぐことが実用化への課題だ。


このような埋込み(インプラント)型の医療技術にはリスクもあるが、それ以上に、今までの医療とは異なるメリットをもたらしてくれるだろう。


この新しい避妊具は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援によって開発されたもの。来年、前臨床試験に着手し、2018年の市販を目指している。


[追記 2014/7/9]
参考にした記事は次です。
BBC News - 'Remote control' contraceptive chip available 'by 2018'


[追記 2014/7/10]
この記事の補足記事を、こちらに書きました。あわせて読んでいただければと思います。

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