最近の若者は車への興味が減っているということも聞く一方、エコ減税で車の売り上げは最高を記録していると言うニュースもある。
都会はともかくとして、地域に行けば車がない生活なんて考えられないと言う場所もあるわけで、全体的に見れば、これからも車は生活必需品なのだと思う。
と言うわけだが、カーライフの充実度は住む地域によって違うようだ。それをわかりやすく可視化してくれたコンテンツが、その名も「都道府県別カーライフ充実度調査」である。
利便性、インフラ、安全、レジャー、維持費の5つのカテゴリーと総合評価で、各都道府県のカーライフ充実度が明瞭に示される。
利便性は「人口10万人あたりの給油所数」「同ドライブスルー数」、安全は「運転免許保有者10万人あたりの飲酒運転事故件数」、維持費は資源エネルギー庁の「給油所小売価格調査」など、官民の様々なデータを組み合わせて、独自の「カーライフ充実度」の指標を作り出しているのは素晴らしい。指標の妥当性はともかく、その視点や方向性は、来るべき「データ・サイエンスの時代」に合致したものだ。精度や妥当性はやりながら修正すればよい。
ところで僕が住む兵庫県は、インフラのみAランクだが、残りは軒並み評価が低い。そんなに劣悪なカーライフだったんだと言うことを初めて知ったが、だからと言って、新潟県や秋田県に住むわけにも行かないし、なかなか悩ましい事実だ。
なお、インフォグラフィクスの詳細はProto 【IR情報】 ニュースリリースに記載がある。