ITIFが発表したブロードバンド・ランキングによると、我が日本は世界第一位です。ITIFの評価は、インターネットの平均速度と1Mbpsあたりの通信コスト。日本はそれぞれ、61mbpsと0.27ドルで「2冠」に輝いています。
PC、携帯、スマートフォン等、毎日当たり前のようにインターネットを使っていますが、日本ほどネット環境が進んだ国はないのですね。そう言われてみれば、日々ネットなしで過ごす日はないくらい、インターネットは生活の一部になっています。
ITIFの調査で意外なのは、米国のランキングが15位と低いこと。外部の分析によると面積の広い国は平均値としては不利になる傾向があるようです。街だけの比較なら米国のランキングはもっと上がるだろう、とのこと。それはそうかもしれませんね。
つまり、情報の伝達では「小国」は有利かもしれません。日本は「考えが画一的な国」だと批判されがちですが、日本の面積がカリフォルニア州と同程度と言うことを考えると、画一的で当然なのかも。むしろ、「小国」のメリットを生かして、一気に世界をリードする情報化社会を実現するべきです。そのチャンスがあるのだから。
ITIFの評価の精度はともかく、情報社会の「ロール・モデル」として情報の未来形を発信する環境は十分整っていると言えます。後は、中身=コンテンツ、ですね。
調査の詳細はITIFレポートを。