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NYTE〜情報の視覚化プロジェクト


Processingのサイト()を除いたら、新しい事例がアップされていました。
NY現代美術館で開かれている、”NYTE (New York Talk Exchange)"と言う展覧会のコンテンツです。NYに出入りする、IPや電話の信号を視覚化するプロジェクトのようです。(AT&Tがやっているということで納得。)

http://senseable.mit.edu/nyte/visuals.html

リンクページの左は、NYに出入りするIP(インターネットプロトコル)の情報。強く光っている都市ほど、NYとやり取りするIP情報が多いということです。
真ん中は、NY発・着の国際電話。時刻の推移とともに世界地図の輝度と形状が変化しています。情報のやり取りの多い地域は拡大され、少ない地域は縮小された世界地図です。
右は、NYの2kmX2kmに区
切った各地域ごとに、世界のどの都市とやり取りしているか、のランキング表示。ちなみにサンプルではソウルが一番でした。東京は下の方。たまたまそういう地域なのかな?

このような、「データを視覚化する」と言う活動は、情報をわかりやすく伝えるという点で、ネットワークとビジュアルツールの進化とあいまって、これからさらに活用されていくでしょう。

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