「データ・ビジュアリゼーション・フリーク」は世にあまたいれども、データへの執着心とデザイン・センスの総合評価では、ニコラス・フェルトン氏は間違いなくトップランナーの一人です。
"Daytum.com"の共同創設者であるフェルトン氏のプロフィールには、「データ、チャートと日常生活について考えることに多くの時間を使っている。」と書かれ、その作品はWallstreet JournalやWiredマガジン、Creative Reviewなどに使われています。
フェルトン氏のもっともユニークな活動が、Personal Annual Reportです。2008年から出版しているこの本は、フェルトン氏自身の一年間の活動を秀悦なインフォグラフィクスでまとめたもの。
2009年のアニュアル・レポートには例えば、各日に出会った人数、移動の奇跡から、気持ち（ムード）や会話の話題までもが、視覚化されているのです。
なによりも、個人の活動を記録したこのアニュアル・レポートを販売しているところがユニークです。
