インフォグラフィクス
スケッチブックプロジェクトは、ブルックリンに本拠があるNPO「アートハウス・コープ」によって始められた、様々なアーティストが創ったスケッチブックを世界中で展示すると言うプロジェクト。アーティストと言ってもプロや選ばれた人だけではなく、誰でも参…
連日繰り広げられるオリンピックの熱戦。普段そんなにスポーツを見なくても、なぜかオリンピックだけは別ものだ。世界最高のアスリートによる真剣勝負が、面白くないわけがない。ルールがわからなくても、競技を知らなくても感動してしまうのだが、もしオリ…
オリンピック・シーズンにぴったりの、なかなかしゃれたインフォグラフィクスを見つけた。 "oceaniaeuropeamericasafricaasia"(オセアニアヨーロッパアメリカアフリカアジア)と名付けられたこの作品は、世界の5大陸のデータを表現したもの。可視化に用い…
最近の若者は車への興味が減っているということも聞く一方、エコ減税で車の売り上げは最高を記録していると言うニュースもある。 都会はともかくとして、地域に行けば車がない生活なんて考えられないと言う場所もあるわけで、全体的に見れば、これからも車は…
いよいよロンドンオリンピックが始まる。オリンピックと言えば、やはり世界記録を期待してしまうが、考えてみれば、毎回世界記録が塗り替えられると言うのはすごいことだ。人間の能力(そして、スポーツグッズの性能)の限界がないかのような進化に驚く。し…
2008年、米国スターバックスが「スターバックスで素敵な会話を("Great Conversations at Starbucks")」というキャンペーンを展開した。スターバックスの店舗で顧客の会話をうながそうというキャンペーンだ。その時採用されたのが、GOOD Magazineが企画した…
映画好きな人なら絶対欲しくなる地図が、この"Film Map(映画地図)"。一見、普通の地図のようだが、書かれている地名を見ると思わずニンマリ。ジュラシックパーク、ウォーターフロント、クローバーフィールド、キリングフィールド、フィールド・オブ・ドリ…
事業展開の中で、かねてからデータを重視してきた米国GE(ゼネラル・エレクトリック社)社。プロモーションにも、素晴らしいインフォグラフィクスを活用している。上の1分足らずの動画は、GEが製造した発電用ガスタービンのうち、713台のデータを使って作ら…
先月、Facebookの株式上場が話題になった。上場時の時価総額は1040億ドル。これがいかに大きな額だったのかは、The New York Timesのインフォグラフィクス、"The Facebook Offering"を見るとよくわかる。1980年以降に上場した、テクノロジー・インターネット…
スマートフォンや携帯の撮影パフォーマンスが向上し、一昔前のデジカメと遜色ないクオリティの写真を気軽に撮ることができるようになった。気軽に撮れる一方で、いつの間にか大量の写真がデバイスに貯まるようになった。普通の人なら、大量に貯まった写真を…
先日紹介したEasel.lyに引き続き、簡単にインフォグラフィクスを作ることができるクラウド・アプリケーション第2弾。 今回紹介する Pictochartは、ざっとみた感じ、Easel.lyよりも自由度が高そうなアプリケーションだ。 用意されているテーマは現在37種類…
インフォグラフィクス(インフォグラフィック)と言う言葉もかなり定着し、実際に作ってみたいと言う人も増えてきた。でも、実際に作ってみようとすると、どんなデザインにすれば良いのか悩んでしまう。一般人にとって、配色やレイアウトは思ったより敷居が…
いよいよ金環日食の日が迫ってきた。日食グラスも購入し、体調も整え、後は良い天気を待つだけだ。もし、もちろんそんなことはあって欲しくないが、来週月曜日の朝が曇りや雨だったら、この次、日本で日食が見られるのはいつなのだろうか。そんな弱気な疑問…
我が日本が誇るスパコン「京」が、世界のスパコンランキング「Top500」で2期連続の世界一を達成し、日本のスパコン開発力の復権をたたえる声も聞こえる。たしかに嬉しい出来事だし、素直に喜びたい気持ちもある。しかし、スパコンランキングの全体像を見れば…
GOODのサイトに掲載されている、"Who is the Next Generation Scientist?" (次世代の科学者は誰?)というキャッチコピーのついたこのインフォグラフィクスは、米国における理系各分野の男女比を見える化したものだ。STEM(Science Technology Engineering a…
「センスが良く、インパクトのあるグラフやインフォグラフィクスを作りたい。でも新しいツールを覚えるのは億劫だ。手元にあるEXCELでは、たいしたものは作れないだろうし...。」そんなふうにあきらめている人は多いだろう。でも、まだあきらめないでほしい…
「ポピュラー・サイエンス」は、創刊1872年の歴史ある科学雑誌。タイトル通り、一般市民の目線で時にSF的なものも含めて科学技術を広く伝えてきたメディアだ。2009年、ポピュラーサイエンス誌はGoogleと共同で記事のデジタル・アーカイブ化を行い、全1563号…
米国民は、どのメディアを見ているのか。それは各州でどれくらい違うのだろうか。 URLの短縮サービスを提供するBitlyはForbes誌と共同で、短縮URLのクリック数を分析することで、各州でもっとも参照されているメディアを推定した。 その結果は、インタラクテ…
毎年3月から4月にかけて、米国は大学バスケットボールのシーズンだ。NCAAに所属する各地区のチームがトーナメントで戦う大会は、「マーチ・マッドネス(3月の狂乱)」と名付けられるほど、全米が熱狂する。日本で言えば、高校野球のようなものだろう。 こ…
スポーツでもインフォグラフィクスが役に立つ、と言う事例。 ニューヨーク・タイムズの記事が、地元ニューヨーク・ニックスのポイント・ガード、ジェレミー・リンのプレーをアニメーションを使って解説している。ドリブル・ペネトレーション、ボール・スクリ…
経済開発協力機構、いわゆるOECDは、言わずとしれた国際経済全般を議論する国際機関だ。その目的を遂行するために、OCEDのデータベースには世界各国の膨大なデータが蓄積されている。問題は、データがありすぎて概観や比較が難しいことだろう。どこからどう…
30年間にわたるスペースシャトルの宇宙探索の歴史に、昨年、幕が下ろされた。高い運用コストや安全性の課題もあったが、「再使用できるロケット」と言う今でもチャレンジングな技術を実現した世界的プロジェクトは、現代科学技術の最高峰のひとつであること…
会社の近くにIKEA(イケア)が開店したのは3年半ほど前。オープン時は、ワクワクしながら長い行列に並んだ。 初めてIKEAの店内に入ったときの混乱は、今でも忘れない。巨大な倉庫のような店舗の中は、迷路のように複雑だ。多数の壁で仕切られた通路はくねく…
今年、スペースシャトルが引退した。物心ついた頃から米国の有人宇宙活動をあこがれの眼で見てきた僕にとって、ひとつの時代の終わりを感じる、感慨深い出来事だ。世界の科学技術の「アイコン」のひとつであった米国の有人宇宙開発が、途切れてしまうなんて.…
「ピタゴラス音階」とは、簡単に言うと、弦の長さで決まる音階のことだ。例えば、弦の長さが半分になると完全8度。1オクターブ上がる。2/3は完全5度で、ドとソの関係だ。3/4は完全4度、ファに相当する。 このようにして音階と弦の長さには、数学的…
このデータ可視化はすごい。 StoryMonoroch氏による、10分弱の映像は、今年(2011年)発生したM3以上の地震発生データを日本地図上に時系列にプロットしたものだ。各プロットは震央の位置、マグニチュード、震源の深さを表し、マグニチュード7以上の地震…
ギリシャに端を発した信用不安は、イタリア、スペインと飛び火し、EUはもちろん、世界全体の経済へ暗い影を落とし始めている。少し前まで、国が「借金で潰れる」等と言う発想は(少なくとも僕のような一般人には)無かったと思う。それが、今、現実のものに…
インターネットの世界は、データの世界でもある。コンピュータとネットワークで作られるインターネット上での活動は、ほぼすべてをデータ化することが可能となるからだ。インターネットが社会のメイン・インフラストラクチャーになれば、人間の様々な行動が…
今年の初めから使い始めたFacebook。ブログともMixiとも異なる、新しいツールに最初はとまどったが、いつの間にか日々の生活に無くてはならない存在になっている。MacでもiPhoneでも(たまにiPadでも)、「とりあえずFacebookを覗く」と言う習慣がいつの間に…
2011年10月31日、国連は世界の人口が70億人を超えたと発表した。一口に70億人と言うが、あまりにも多すぎてイメージがもてない。僕が中高生の頃、「世界の人口はもうすぐ50億人になる」、と習った。それから二、三十年で20億人以上もの増加。誰もがあまり…