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サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

サイエンスのこと・テクノロジーのこと・ビジュアリゼーションのこと

可視化ツールのまとめサイト:dataviz.tools

可視化ツールには様々なものがあるが、数が多すぎて、どれをつかえばいいのか迷ってしまう。結局は知っているものを(多少無理して)使うことになる。本当はもっと便利で、もっと適したツールがあるんじゃないかな、と思いながら。そんな状況を変えてくれそ…

VRが変える情報伝達とものづくりの未来

VRが変える情報伝達とものづくりの未来 from Atsuhiko Yasuda www.slideshare.net昨年は、思いがけずVR(ヴァーチャル・リアリティ)について話す機会に恵まれた。正確に言うと、話す機会はもらったが、「VR」というテーマは、こちらから提案した。講演…

2017年、VRの可能性:10の予測

昨年は、VR(バーチャルリアリティ)に「はまった」一年だった。コンピュータ・グラフィクスとヴィジュアル・プログラミング、そして立体映像に携わる中で、VRへの到達は必然の流れだったのかもしれないが、昨今感じるVRの可能性は、人類の情報伝達に関する…

Best Data Visualization Projects of 2016

Flowing Dataに、"Best Data Visualization Projects of 2016"という記事が出ている。年末らしく、今年の「ベスト可視化サイト」をピックアップしたものだ。flowingdata.com 取り上げられたプロジェクトは、幅広い分野や対象、手法に渡っている。いわゆる「…

MR(混合現実)の可能性:「バーチャルドローンを飛ばそう!」by XOOMS Lab.

今年は「VR(Virtual Reality)元年」と言われる。先日Oculus Riftの商用版が発売され、秋にはSony PS4 VRも発売予定だ。「スマート・グラス」系のウェアラブル機器は、すでに数多く市場に出まわっている。これらのVRデバイスが、ユーザーにあたらしい体験を…

気象衛星ひまわり8号から見える地球

月並みな言葉だが、地球はなんて美しいのだろう。この映像を眺めていると、この星に生まれた偶然に、感謝したくなる。"The Glittering Blue"と名付けられた実験サイトは、気象衛星ひまわり8号が撮影された、2015年8月のある一日の地球の画像を12秒に圧縮した…

データは多面的にみること。これを肝に銘じておかねばならない

データに基づく分析は、一見、客観的で公平に思えるが、そこから導かれる結論は、時に人を誤った方向に導く。データは正しく、分析者に悪意や偏見はなく、分析に間違いがないにもかかわらず、得られた結果を見た人が誤った評価や判断をしてしまう、というこ…

最高のイノベーションマインドは「ばかげたことを面白いと感じ、真剣に考える能力」:'What If' by Randall Munroe

とんでもない質問に、科学と数学(と漫画と体力?)を駆使して、超まじめに回答する本、'What If'。その著者で、ギークたちの圧倒的な支持を得る漫画家(であり、元研究者)が、ランドール・マンローだ。彼のTEDトークには、'What If'の雰囲気がそのまま漂っ…

警察に殺された人々のデータベース The Counted by the Guardian

ショッキングな可視化だ。英紙ガーディアンが公開した"The Counted: People killed by the Police in the US"は、今年、米国で警察によって殺された人のデータベース。 サイトでは、人種や州別の人数といった総括的なデータが可視化されている。たとえば人種…

小惑星のビッグデータ 'Asterank'

私達の太陽系に無数に存在するといわれる小惑星。そんな小惑星の膨大なデータベースが、Asterankだ。 Asterankには60万個を超える小惑星のデータが蓄えられている。それらはNASAなどの既存のデータベースからあつめられただけでなく、科学論文などから質量や…

食品と健康についての研究成果に一喜一憂するのはやめるべし

よく◯◯は体にいい、とか、☓☓を食べると癌になる、といった「研究成果」が発表されて一般メディアでも話題になる。でも、中にはお互いに矛盾するものもある。とにかく健康に関する「知見」や情報はあふれていて、消化しきれない感じがする。 冒頭の図は、各食…

平均値の罠:「シンプソンのパラドックス」

たとえば、ある国の政府がこんな分析結果を公表したとする。> 年収1000万円以上、年収500万円〜1000万円未満、年収500万円以下、どの階層でも平均所得が上がっているこの分析は正しいと仮定して、これだけでこの国全体の平均所得は上がっている、と結論づけ…

デザイナーとは「情報の翻訳家」である

「デザインは新聞を救えるか?」というTEDトークがある。スピーカーのジャチェック・ウツコは、衰退する東ヨーロッパの新聞をデザインの力で変えたデザイナー。「新聞」というメディアは、情報伝達をほとんどテキストにたよってきた。新聞の作り手も読み手も…

量子コンピュータ'D-Wave'開発の経緯:「D-Wave」は、本当に量子コンピューターなのか? WIRED Vol.14

WIRED日本語版 Vol.14で、「NASA、Googleが注目する「D-Wave」は、本当に量子コンピューターなのか? 」の翻訳を担当した。 今までいろいろと話題になってきた’D-Wave’だが、その詳細はよくわかっていない(伝わっていない)と思う。実際のところ、'D-Wave'…

薄くて曲がる、まるで紙のようなLED照明:Lightpaper by Rohinni

瞬く間に普及したLED照明。小さく、軽く、効率のよい照明は、街や職場、家、電子機器などさまざまな場所で使われている。(LEDの「無機的な色」が気に入らない、という人もいるだろうが、他のメリットを考えてそこは大目に見ることにしよう。)しかし人類の…

可視化について思うこと

このブログを始めてもう7年目。今まで年間100本は投稿してきたが、実はこの半年はあまり書かなかった。忙しくなったというわけでもないし、書きたくなかったというほど嫌になったのでもない。ただ、書くという行為にむかわせるほどのモチベーションがわかな…

衆院選挙を可視化する:d3.js

javascriptによる可視化フレームワーク"d3.js"をつかって、衆院選挙結果を可視化してみた。 ベースにしたレイアウトは2年前の衆院選で作成したもの。この時はExcelで作った静止画だったが、今回はd3.jsの機能をつかってインタラクティブ性を加えた。選挙年…

エリック・シュミットが語る「グーグルの働き方」〜 'How Google Works' by Eric Schmidt

Googleの元CEO、エリック・シュミットによる、"How Google Works (グーグルの働き方)"は、すべての「新しいことをやろうとしている人」に、示唆と勇気を与えてくれる素晴らしい指針だと思う。内容はもちろん、絵本のようなデザインもすばらしい。これもま…

「卵子の冷凍保存」は働く女性を救うか?:Apple, Facebook to pay for women to freeze eggs

社会における女性の活用は、世界の潮流だ。あらゆる国、あらゆる仕事で今、女性の活用が期待され、日本もようやく本気で取り組み始めたようだ。しかし、女性がその能力を本当に社会で発揮するには、まださまざまな課題がある。その中でも、あらゆる女性に共…

クアッドコプターで夜空にアートを描く:Spaxels Light Painting from Ars Electronica

クアッドコプターを自在に操って、夜空に絵を描く。そんな技術的にも表現的にも最先端を行くアート・パフォーマンスを展開するクリエーター集団がある。チームの名前、そして彼らがあやつるクアッドコプターは、'Spaxels'と呼ばれている。 Spaxelsはプログラ…

5歳からロボット・プログラミングを楽しめるキュートな教材:Dash & Dot by Wonder Workshop

こんなおもちゃが子供の頃にあったら! 一目見てそう思わずにいられないのが、米国のベンチャー・Wonder Workshopが開発したプログラマブル・ロボット、DashとDotだ。「一つ目小僧」のような、キュートな(?)ボディをもつこのロボット、実は本格的なロボッ…

ほんものの手作り地図:Hand Drawn Maps by Jenni Sparks

イラストレーター、ジェニー・スパークスの地図は「100%手書き」。何十年も前なら「普通」の手法だったかもしれないが、コンピュータ・グラフィクスが「普通」となった現代では、かなり斬新に思える。 ジェニーの制作手法のユニークさは「手書き」だけではな…

未来のショッピング:Tomorrow's cities - future of shopping by BBC

英国BBCの記事、'Tomorrow's cities - future of shopping(明日の都市ー未来のショッピング)'は、近未来のショッピングの姿を可視化したもの。そこに描かれた数々のシーンは、けっして空想や願望ではなく、現在開発中のテクノロジーをもとにした、現実的な…

ダンスする信号:The Dancing Traffic Light

何の変哲もない赤信号。そこに表示されている人のアイコンが、突然ダンスをはじめる…!?そんなユニークな信号が、この夏、リスボンの街に現れた。 「ダンスする信号」- "The Dancing Traffic Light"は、赤信号の「止まれ」を示す人のアイコンがダンスするも…

街に溶け込んだアート:Google Street Art Project

ポーランドのストリートアート 世界の文化遺産やアート作品を、オンラインでアーカイブする、Google Cultural Institute. すでに数多くの作品がコレクションされている。 その中でも、権威の視点ではなく市民の目線が感じられるコレクションが、Google Stree…

スマホで操作できるプロ野球応援ロボット:Hanwha Fanbot

韓国のプロ野球チーム、韓華(ハンファ)イーグルスは、長い低迷に苦しんでいる。1999年の初優勝以来、15年間優勝から遠ざかり、負けるとわかっても応援する忍耐強いファンたちは、「石仏」と呼ばれているほどだ。 そんな状況をなんとかしようと投入された助…

「IT系企業の平均給与」を可視化する

"Junichi Niino(jniino)"さんの記事、「IT系企業の平均給与を業種別にみてみた 2014年版 ~ ネットベンチャー、ソーシャル、ゲーム編」は、就活の年齢もとっくに終わり、ヘッドハンティングされることもなさそうな僕にとっても、なかなか興味深い。で、こ…

赤外ビームでネットにつながる:Beamcaster by RiT

現代は、何をするにも「とりあえずオンライン」。人とつながるより前に、まずネットとつながらなくては何もできない時代だ。さて、「オンライン」になる選択肢としては、現状、有線接続=ケーブルと無線接続=WiFiがある。 有線のケーブルはルーティング作業…

世界初の「ソーシャル・ロボット」、発売へ〜 Jibo by Dr. Cynthia Breazeal @MIT

MITのシンシア・ブリジール博士らが開発した’Jibo(ジーボ)'は、「世界初の家庭用ロボット」。「身長」約28cm、「体重」約2.7kgのABSプラスチック製のコンパクトな「体」には、コンピュータとWiFi、LCDスクリーン、カメラ、マイクロフォン、スピーカーなど…

脳内に埋め込んで記憶を回復するデバイス〜DARPA RAM Program

米国では毎年170万人の患者が、外傷性脳挫傷(Traumatic Brain Injury = TBI)による記憶障がいに苦しんでいる。現状、有効な治療法は存在しないこの障がいの解決に、最先端の脳研究が挑もうとしている。米国防高等研究計画局・DARPA、カリフォルニア大学、…

はてなブログへ引っ越しました

このブログをはてなダイアリーで始めたのは、2008年の5月。それから6年以上の月日がすぎた。「毎年100投稿」を目標にして、今回が610投稿になるので、まあ目標は達成したといえる。 愛着のある「はてなダイアリー」だが、はてなが「はてなブログ」を開始し…

女性専用の体内埋め込み型マイクロチップ・補足編

先日、このブログに掲載した「女性専用の体内埋め込み型チップ」には、多くのコメントをもらった。その中には「恐ろしい」「やりすぎだ」などという声も少なくなかったが、実は僕も、同じような第一印象をもった。しかし、調べるうちにこの技術は医療に幅広…

女性専用の体内埋込み型マイクロチップ

女性の体内に埋め込まれ、ホルモンを分泌するマイクロチップを、M.I.T.のファラ教授らのチームが開発した。20ミリ角・高さ7ミリのチップは、レベノルゲストレルとよばれるホルモンを毎日一定量、16年間にわたって体内に送り込む機能を持つ。このホルモンには…

乗客の快適度を測定する毛布:Happiness Blanket by British Airways

脳波を使ったパーソナルなガジェットがいろいろと出始めている。今のところ、ヘルスケアやエンターテイメントなどパーソナル分野が主であるが、中にはビジネス用途の機器もある。その最新事例のひとつが、英国航空(ブリティッシュ・エアウェイズ)が試験的…

不審者情報マップ beta

自分が住んでいる地域や通勤や通学で通る場所が安全かどうかは、誰もが気になる。特に最近のように猟奇的な事件が続くと、どうしても日常生活への警戒心は増すものだ。しかし、やみくもに危険を煽るのは、良いことではない。まずはデータを見て、必要な時・…

給与の高い仕事・意味のある仕事・満足する仕事:The Most and Least Meaningful Jobs by PayScale

出典:Most and Least Meaningful Jobs Interactive Chart 給与や仕事に特化した米国の調査会社PayScaleは、22分野の454の職種について、給与と仕事の意義および満足度について調査し、インタラクティブなインフォグラフィクスにまとめた。チャートの横軸は…

光に反応するカーテン:light activated curtains by U.C. Barkley

「スマート・オフィス」「スマート・ホーム」という言葉を、よく耳にするようになった。仕事場や家を「快適に」してくれるさまざまな技術が開発され、競い合っている。アイデアはバラエティに飛んでいるが、根幹の技術は結局センサーやマイコンを組み合わせ…

上田城アーカイブ by 上田市マルチメディア情報センター

先日このブログで、古地図のデジタルデータをオンラインで公開するニューヨーク公立図書館(NYPL)の取り組みを伝えた。そして「日本も早く取り組まないと、また後追いになってしまう」と書いた。しかし、それは悲観的すぎたようだ。日本でもNYPLと同じよう…

だれでも知っている人々の、だれも知らなかった写真:These 60 Rare Photos Will Destroy Everything You Knew About The Past

ビル・ゲイツが無免許運転で捕まった時のマグショット(警察での顔写真) 1977年 Distractifyのこの記事に掲載された60枚の写真は、いずれも貴重なものだ。それらは、現在著名なヒトやモノが、まだあまり知られていなかったころの写真であるだけでなく、僕た…

Googleロゴの微妙な違い:Google Changed Its Logo

最近、グーグルのロゴが変わったが、気がついた人はいるだろうか?これが以前のロゴ。 で、こちらが、新しいロゴ。 「ん!?どこが違うの?」と思ったのではないだろうか。僕もまったくわからなかった。答えは、2つのロゴを重ねてみればわかる。(ネット上で…

人はどこを走っているか?:Strava Global Heat Map

iPhone/Androidや専用端末を使って、サイクリングやランニングの移動経路を記録、可視化するStrava GPS Cycling and Running App。自分や知り合いがどこを走ったかを教えてくれるこのアプリには、世界中にユーザがいる。そこで、Stravaのエンジニアは壮大な…

推論する人工知能:Debater with IBM Watson

急激に進化する人工知能の中で、おそらく現在もっとも有名で、もっとも優秀な人工知能は、IBMが開発するWatson(ワトソン)だろう。Watsonはクイズ番組「Jeopardy!」に出場し、人間のチャンピオンをおさえて優勝した。その後もWatsonは進化を続けている。Wat…

どうせGoogleに見られるのだから:GOOGLE HAS MOST OF MY EMAIL

記事出典:Google Has Most of My Email Because It Has All of Yours | copyrighteousクラウド・サービスが当たり前になった今でも、「他人に自分の情報を預ける」ことに違和感を覚える人も少なくない。ベンジャミン・ヒルもその一人。ヒルは、自宅サーバー…

にわとりのためのヴァーチャル・リアリティ:Second Livestock

鶏(にわとり)のための、ヴァーチャル・リアリティ。「セカンド・ライブストック」は、ヘッドマウントディスプレイとソーシャル・アプリを使って、養鶏場で飼われる鶏たちに、ヴァーチャルな自由世界を与えようと言うものだ。鶏たちに見えるのは、「セカン…

匂いを伝える電話:oPhone

「匂いを伝える電話」を、ハーバード大学の研究者らが開発した。'oPhone'と呼ばれるこの電話には、30万種類以上の香りを作り出す「匂いチップ」が組み込まれている。専用アプリ'oSnap'は無料でダウンロード可能。香りパレットから選んだ匂いを画像にタグ付け…

私たちが求めるウェブ:Web We Want

ワールド・ワイド・ウェブの誕生から、今年で25年。ウェブは自由でオープンな、世界中の人々が信頼する通信プラットフォームになった。インターネットは特定の誰かが所有するものではなく、同時に、不特定の誰もが所有する、現代最大のコミュニケーション・…

金属を「食べる」植物、発見される:Rinorea niccolifera discovered in Luzan Island in the Philippines

金属を「食べる」新種の植物が、フィリピン・ルソン島で発見された。 この植物は、葉の中に18000ppmの金属ニッケルを蓄えることができるという。これは他の植物の100倍から1000倍の量だ。 発見されたルソン島西部は、土壌中に金属が多く含まれる場所として知…

ディズニーの魔法の秘密:The Illusion of Life (12 basic principles of animation)

先日「アナと雪の女王」を観た。3DCGの技術はもはや「自然」で、技術先行の感はまったくなかった。2Dアニメーションから3Dアニメーションになっても安心して観ていられるのは、ディズニー映画が「ディズニーらしい」からだ。その秘密はどこにあるのだろう…

アップルの未来の社屋が目指すもの:Apple Campus 2

アップルが建設予定を進める新社屋、通称'Campus 2'(キャンパス2)。まるで地上に降り立ったUFOのような巨大な円形の建屋のイメージ・イラストは、世界中の話題になった。これほど未来的な建物はないだろう。しかし、未来的なのは建屋の外観だけではない。…

メディアはどこへ向かうのか:ネットニュースの胎動から

「海外スター記者が続々と新メディアを起ちあげ」という記事を目にした。既存のメディアで記事を書いてきた優秀な記者たちが、既存のメディアを離れ、インターネットに焦点をあてた新しいメディアを起ちあげる動きが活発になっている、というものだ。 現在ウ…

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