2010-01-01から1年間の記事一覧
さる6月10日、11日の2日間にわたって、大阪北ヤード・ナレッジキャピタルトライアル2010が開催されました。このイベントは、2013年に完成する大阪北ヤード再開発地区の中核施設であるナレッジキャピタルを、一足先に体験してもらうことを目的に、…
久しぶりにディスカバリー・チャンネルのサイトを覗いてみたら、とても面白い記事を見つけました。題して"Infections Beauty(感染美、でしょうか?)"。ウィルスやバクテリアをガラス彫刻で再現したアートです。 ウィルスやバクテリアと言うと人間にとって…
ブログに書くのがかなり遅れましたが、ゴールデンウィークに科学未来館で開催された「予感研究所3」を取材しました。予感研究所とは、JSTの「デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術」研究領域の研究成果を、一般の人が楽しんでもらえるように展示す…
今、世界中に影響を与えるもっともパワフルなツールがTwitterでしょう。 Twitterではフォロワーの数が人気のバロメータです。フォロワーが多いほど、「世界に影響を与える人物」だと言うわけです。Information Architectsが作成した、Cosmic 140は、140名の…
Nature by Numbers from Cristóbal Vila on Vimeo.数学は人間が頭の中で作り出したものなのか、本来、自然に備わる本質的な性質なのか---。 あまりにも美しい、自然と数学の関係を発見した時、自然の持つ不思議さに畏敬の念を感じざるを得ません。スペインの…
Google Mapで地表を眺めていると、時に自然や人が作ったにしては、あまりによく出来ていると感じる、不思議な地形に出会います。 Cartogrammer.comで紹介されているのは、自然の中のグラフ。GoogleMapの航空写真の中から、ポーラーグラフ、棒グラフ、パイチ…
高空から見たサンフランシスコの美しい夜景… に見える上の写真、実はサンフランシスコ市内で発生した犯罪を視覚化したものです。光が強い場所ほど犯罪が多く発生していることを表しています。 犯罪を分類し、窃盗、車盗、麻薬、強盗など、犯罪の内訳ごとに街…
ナレッジキャピタルトライアル2010が、来週6月10日・11日の2日間にわたって、堂島リバーフォーラムで開催されます!昨年3月に引き続き2回目の今回は、大阪北ヤードの中核施設であるナレッジキャピタルを会場に再現し、研究者・技術者とクリエイター…
世はTwitterブーム。いたるところでTwitterを使ったサービスを見かけます。 Twitterの本質は、本来身内の中だけの情報であった「口コミ」が、違和感なく不特定多数の人々に伝わるようになったことです。その意味で、今までの擬似的な口コミとは異なるし、も…
ウェブの世界からはHTML5/CSS5に対する期待と懸念が聞こえてきます。この革命的な変化に対応できるのか?誰しもが気になるのはブラウザの対応度でしょう。従来からの変化が大きいHTML5だからこそ、視覚化によって概観することは重要です。その名もずばり、"…
アメリカでは都市化=人口が都会に集中する現象、が進んでいます。 都市化によるライフスタイルの変化や環境への影響を懸念する学者も少なからずいるようで、その一人がNASAの生物学者、マーク・イムホフ氏。 イムホフ氏は都市化の進行を調査する方法をいろ…
「NASAが宇宙を研究していることは誰でも知っています。でも、地球のことを研究していることは、あまり知られていません。」と言う書き出しで始まるNASAのサイト、The Blue Mable next generation。昨日紹介した、Earth Observatoryの1セクションですが、さ…
どんなに精巧な造形物も自然の美しさにはかなわない…。 この命題はやはり真実だと思わせるのが、NASAのEarth Observatoryで公開されている写真です。Earth Observatoryの目的は、NASAの研究で得られた気候と環境に関する画像や記事、新しい発見を一般に公開…
最先端の研究を、スマートで魅力的な語りで楽しめるTED。TEDとはTechnology, Entertainment, Designの略で、世界中の先進的な人々の目指すものを具現化してくれる場所と言ってよいでしょう。セバスチャン・ワーニック氏は、この大変魅力的な過去500以上の膨…
日経新聞、毎日新聞とウェブ新聞が相次いで発刊され、新聞社もついにインターネットをビジネスの媒体として本格的に展開を始めました。しかし、新聞のインターネット活用は海外が一歩先んじているようです。 単に紙媒体の記事をインターネットで配信するだけ…
食品に内容物を表示することが義務付けられていますが、必ずしもわかりやすい表示ではありません。中にはわざとわかりにくくしているのでは?と疑いたくなるものもあります。 内容物の情報を使ってパッケージをデザインしたら…こんなユニークな発想の試みが…
「インフォグラフィック制作のインフォグラフィック」と言う作品が、CoolInfographics.comで紹介されています。作者はBrandon W. Oxendineと言うデザイナーです。 この図によるとインフォグラフィックの制作は、リサーチ37%、デザイン63%。まあ、そん…
アイスランドの火山噴火はヨーロッパを混乱に陥れただけではなく、その影響は世界中に及んでいます。僕は以前、ジェットエンジンの開発に携わっていたので、火山の噴出物がエンジンに与える影響は知っていましたが、こんなに影響が大きなケースは今までなか…
グラフィックデザイナー、Josef Müller-Brockmann氏は、"Helvetica"などのタイポグラフィやグリッド・デザインの創始者であり、そのデザインメソッドは「スイス・スタイル」として、世界中のデザイナーに影響を与えてきました。 そのBrockmann氏が与えた影響…
インフォグラフィクスの対象として、交通に関する情報はもっとも魅力的なもののひとつです。刻一刻と変化し、空間的に分布し、何よりも身近だからです。このブログでも交通データの可視化事例をいくつか取り上げてきました。 最新のFlowingDataの記事で、交…
今や世界の小売産業の代表となったWalmart(ウォルマート)。様々な経済ニュースの基準になるなど、その名は世界中に轟いています。 上図は、ウォルマートの店舗がどのように米国中に広がっていったのかが一目でわかるコンテンツです。 1962年アーカンソーに…
弊社のパートナー、株式会社ネットマイスター代表の岡田賢治さんの新著が発売されました。タイトルは「CUDA 高速GPUプログラミング入門」。今はやりのGPGPU(General Purpose GPU)について実際に手を動かしながら体験してみるのにぴったりの本です。 岡田さ…
iPhoneに始まったマルチタッチの文化は、Windows7によってもはや先進技術ではなくなりました。 とは言え、まだまだマルチタッチは「ちょっと先行く」テクノロジー。とりわけ、壁全体がマルチタッチになったとしたら。。。 この映像では壁に映る映像を「触る…
現代アートと言っても良い上の絵、実はモニタ画面上のマウスの動きをトラッキングしたものです。 モスクワ在住のAndrey Shipilov氏が開発したIO Graphicaは 、もともとアート的な作品を作るために開発したようです。Flickrに投稿した作品が注目を集めたため…
「データ・ビジュアリゼーション・フリーク」は世にあまたいれども、データへの執着心とデザイン・センスの総合評価では、ニコラス・フェルトン氏は間違いなくトップランナーの一人です。"Daytum.com"の共同創設者であるフェルトン氏のプロフィールには、「…
先日、車の中で聞いていたFMで不思議なテイストの音楽に出会いました。KANさんの「REGIKOSTAR〜レジ子スターの刺激〜」です。この曲が新しいアルバム「カンチガイもハナハダしい私の人生」に収録されていると知り、さっそく購入。冒頭から歌詞がすごい。 「…
19世紀最大の疫病と言われるコレラ。英国では多くの死者を出した一方、疫病学を確立・発展させる大きなきっかけにもなりました。そのひとつが英国の医師John Snowがまとめた一枚の地図です。 Snowは1854年に英国でSOHOで発生したコレラを調査・研究し死亡…
GoodMorning! Full Render #2 from blprnt on Vimeo.世界の「今」を知るためのもっとも優れたデータベースは、Twitterかもしれません。 この映像は、24時間にわたる世界中の"Tweets"を分析し、"Good Morning"(または同じ意味の各国の言語)を地球上にプロ…
以前、米国のマクドナルド(McDonald's)チェーン店の分布を可視化したインフォグラフィクスがありましたが、今回はマクドナルドに対抗する「バーガー・フォース」の勢力分布図が、FlowingDataで紹介されています。「マック帝国(McEmpire)」に立ち向かう「…
栄養の話題は事欠きません。毎日のように「○○は××に良い」と言う話を耳にします。でも、中には「ガセネタ」も多いようで、僕はいつの間にか、新しい栄養の話はまず疑って聞くにようになりました。この「栄養話への懐疑」は世界中で共通のテーマのようで、各…